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島精機製作所、2023年3月期 第2四半期 連結決算
2ケタの増収を達成、損失幅が縮小

update: 2022/11/01

島精機製作所、 島三博 代表取締役社長

島精機製作所、
島三博 代表取締役社長

島精機製作所の2022年3月期第2四半期(4-9月)の連結決算は、2ケタの増収を達成した。第2四半期(7-9月)は黒字を回復し、損失幅も縮小した。部材が不足し納期遅れが発生したが、環境は改善の兆しが見えてきたと分析している。

第2四半期(7-9月)は黒字を回復

島精機製作所、2023年3月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

島精機製作所、2023年3月期
第2四半期 財務数値一覧(表1)

連結の売上高は179億1,800万円(13.3%増)と2ケタの増収となった。売上総利益率(粗利率)は38.1%(3.7ポイント増)と回復した。営業損失4億3,500万円(前期は営業損失13億5,500万円)を計上するに至ったが、前期と比べ損失幅が縮小している。経常損失は2億700万円と営業段階より損失幅が縮小した。四半期純損失も5億1,100万円と改善した(表1を参照)。

セグメント別の売上高は、主力の「横編機」が128億9,900万円(23.1%増)と増収を達成した。「デザインシステム関連」は15億9,900万円(22.0%増)。「手袋靴下編機」は4億3,600万円(72.8%減)だった(表2を参照)。

島精機製作所、2023年3月期 第2四半期 セグメント売上高(表2)

島精機製作所、2023年3月期
第2四半期 セグメント売上高(表2)


販売台数は、「横編機」が3,441台(1,472台増)と健闘した。従来型の横編機が好調に推移した。P-CAMも健闘した。また、「ホールガーメント®」は297台(212台減)と減少した。ロックダウンの影響でChinaにおける販売が苦戦したようだ。

引き続き財務状態は安定

引き続き、財務面は安定している。部材不足で納入が滞っている影響で、商品回転率が悪化しているが、安定供給の見通しがつきつつある。下期は効率的な納品を進めることが重要な取り組みのようだ。

手元資金は潤沢で、投資に関する懸念材料はない。依然、物流が滞りがちの市況をにらみながら、生産や納入の正常化を図る取り組みがメーンになりそうだ。

通期の業績見通しは据え置いている。第2四半期で黒字化を達成したこともあり、通期は黒字転換を計画している。連結売上高445億円(43.6%増)、営業利益10億円、経常利益16億円、当期利益8億円の見通しだ。                                    

(樋口尚平)

島精機製作所、2023年3月期 第2四半期 連結決算 2ケタの増収を達成、損失幅が縮小

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