




INDITEX社の2024年1月期
第2四半期は2ケタの増収増益を達成
(画像は説明資料から抜粋。「Zara」の新しいストアデザイン)
「ザラ」や「ベルシュカ」などカジュアルウエアのSPA業態を手掛けるINDITEX(インディテックス)社の2024年1月期第2四半期(2-7月)の連結決算は、「Zara」を筆頭に全業態でプラス成長を果たし、2ケタの増収増益を達成した。リアル店舗およびオンライン共に好調な推移だった。主力の「Zara」がけん引役になった。
The Gap,Inc.の2024年1月期第2四半期は減収したが、
黒字回復を果たした
(画像は説明資料から抜粋)
「ギャップ」や「オールドネービー」などカジュアルアパレルを手掛けるThe Gap Inc.(ギャップ社)の2024年1月期第2四半期(2-7月)の連結決算は減収に至ったが、前年同期比の損失計上から一転し、黒字を回復した。総店舗数が減少し、全業態で減収となった。引き続き、「Gap」(ギャップ)業態が大きく減少している。
H&Mの2023年11月期
第2四半期は増収減益に
(画像は説明資料から抜粋)
「H&M」などSPA業態の小売店を展開するH&M(Hennes & Maurits=ヘネス&マウリッツ)AB(H&M社)の2023年11月期第2四半期(12-5月)連結決算は、増収減益となった。原材料高や輸送コスト、為替の影響などが足を引っ張ったようだ。売り上げは堅調な推移で、リアル店舗が減り、Eコマースの比率が高まってきた。
エンドユーザー寄りのDTCビジネスを強化。商品企画の精度アップに取り組む
グンゼが6月27日、本社のある大阪市内で「2023年度 事業報告会」を開催した。今期(2024年3月期)──2023年度の事業方針について、主要事業の責任者が登壇し、メディア関係者に取り組みを説明した。アパレル事業では、EコマースやSPAなどDTCビジネスの強化、組織改編による商品企画の精度アップに取り組む。
主要上場国内アパレル企業の2023年2月期は過半数で増収、
増益基調に(画像はオンワードホールディングスの説明資料から抜粋)
主要な国内上場アパレル企業7社の2023年2月期連結決算をまとめた。コロナ禍の影響を払拭し、ほとんどの企業が増収を達成した。原材料などのコスト増もあり利益に格差は見られたが、過半数の企業で増益の傾向となった。オンワードホールディングスと三陽商会が黒字回復を果たした。