LVMHグループ、2025年12月期 連結決算──各カテゴリーで苦戦し、減収減益に
update: 2026/02/24
LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループの2025年12月期(2025年度)連結決算は、各カテゴリーで減収し、減収減益に至った。為替変動の影響があった。第4四半期(10-12月)は堅調な推移だった。主力の「Fashion and Leather Goods」(ファッション・皮革製品)が減収減益と伸び悩んだ。「Perfumes and Cosmetics」(香水・化粧品)は利益に貢献した。
主力の「Fashion and Leather Goods」が減収減益と苦戦
連結売上収益は808億700万ユーロ(約14兆7,876億8,100万円、1ユーロ=183円で換算)で、4.6%減と減収に至った。売上高総利益率(粗利率)も66.2%(0.8ポイント減)と低下したほか、販管費率も44.4%(0.4ポイント増)と微増した。その結果、営業利益が170億9,900万ユーロ(約3兆1,291億1,700万円、同)、9.6%減の減益となった。税引前利益も166億9,800万ユーロ(約3兆557億3,400万円、同)、7.8%減の減益。同じく、当期純利益も108億7,800万ユーロ(約1兆9,906億7,400万円、同)、13.3%減の減益に至った(表1を参照)。
部門別の売上収益は、主力の「Fashion and Leather Goods」(ファッション&レザーグッズ)が377億7,000万ユーロ(約6兆9,119億1,000万円、同)、8.0%減と苦戦したが、下期は復調傾向にあった。営業利益(Profit from recurring operations =反復的営業利益)は、132億900万ユーロ(約2兆4,172億4,700万円、同)、13.0%減の減益だった。
「Fashion and Leather Goods」の売上比率が最も大きいのは「欧州」(19%)、「米国」(18%)で、2つの地域を併せると37%にのぼる。売上規模は139億7,400万ユーロ(約2兆5,572億4,200万円、同)。「日本」は11%で、売上規模は41億5,400万ユーロ(約7,601億8,200万円、同)。
「Perfumes and Cosmetics」(香水・化粧品)の売上収益は81億7,400万ユーロ(約1兆4,958億4,200万円、同)、3.0%増と減収した。営業利益は7億2,700万ユーロ(約1,330億4,100万円、同)、8.0%増と健闘した。「Watches and Jewelry」(時計・宝石)も同104億8,600万ユーロ(約1兆9,189億3,800万円、同)、1.0%減とほぼ前年度並みだった。営業利益は15億1,400万ユーロ(約2,770億6,200万円、同)、2.0%減となった。「Wines and Spirits」(ワイン・スピリッツ)は同53億5,800万ユーロ(約9,805億1,400万円、同)、25.0%減だった。(表2を参照)。
期末の店舗数は、グループ全体で6,283店(24増)。「Europe(excluding France)」が1,255店で最多。「Asia(excluding Japan)」が1,905店。「United States」は1,232店、「France」が539店。日本は520店だった。
(樋口尚平)








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