H&M Group、2025年11月期 連結決算──減収、微増益に
update: 2026/02/02
「H&M」などSPA業態の小売店を展開するH&M(Hennes & Maurits=ヘネス&マウリッツ)Group(H&Mグループ)の2025年11月期の連結決算は減収、微増益となった。店舗数が減少した影響もあり、効率化は進んでいる。
全地域で伸び悩む、主力の「Western Europe」は前年並み
連結の売上収益は、2,282億8,500万スウェーデンクローナ(約3兆6,525億6, 000万円、1スウェーデンクローナ=16円で換算)、3.0%減の減収だった。売上総利益率(粗利率)は53.4%(0.0ポイント増)と前年度並みだった。販管費率は45.2%(0.8ポイント減)と減少したことで、営業利益は183億9,500万スウェーデンクローナ(約2, 943億2,000万円、同)、6.0%増の増益となった。
同様に金融項目控除利益も、162億200万スウェーデンクローナ(約4,212億5,200万円、同)、4.9%増と増益を達成した。当期純利益は、121億5,800万スウェーデンクローナ(約1,945億2,800万円、同)、4.6%増と増加した(表1を参照)。
地域別の売上収益では、主力の「Western Europe」(西欧)が791億9,500万スウェーデンクローナ(約1兆2,671億2,000万円、同)、0.0%増と前年並みだった。「Eastern Europe」(東欧)は209億3,400万スウェーデンクローナ(約3,349億4,400万円、同)、1.0%減と微減した。「North and South America」(米州)は489億9,900万スウェーデンクローナ(約7,839億8,400万円、同)、5.0%減と苦戦した。日本を含む「Asia and Oceania &Africa」(アジア・オセアニア及びアフリカ)は277億2,900万スウェーデンクローナ(約4,436億6,400万円、同)、7.0%減と苦戦した(表2を参照)。
期末の総店舗数は4,101店(152減)で、前年度に引き続いて100店舗規模で減少している。主力業態の「H&M」が3,660店(117減)。「COS」は246店(8増)と増加。「Monki」は48店と変化なし。一方、「ARKET」は53店(13増)と増加した。「H&M HOME」は32店(2減)と減少している。
財務面は、流動性指標のD/Eレシオがやや悪化したが、全体的に安定した数値である。自己資本比率が微減している。商品回転率は前年並み。交差比率も前年並みだった。手元流動性比率が改善した。増益により、ROEおよびROAが改善している。






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