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インディテックス、2019年1月期 連結決算
主力の「Zara」業態が堅調、増収増益に

インディテックス、2019年1月期 財務数値一覧(表1)

インディテックス、2019年1月期
財務数値一覧(表1)

「ザラ」や「ベルシュカ」などのカジュアルアパレルSPA業態を展開するINDITEX(インディテックス社)の2019年1月期連結決算は、主力の「Zara」などが堅調に推移し、増収・微増益となった。ECビジネスが2ケタ増と好調に推移した。

売上比率は欧州がメーンの傾向続く

連結の売上収益は261億4,500万ユーロ(約3兆2,419億8,000万円、1ユーロ=124円で換算)、3.2%増。売上総利益率(粗利率)は56.7%(0.4ポイント増)と微増した。販管費率も増加したが、EBITDA(利払前税引前減価償却前利益)及び営業利益(EBIT=利払前税引前利益)共に増益を達成した。

営業利益は、43億5,700万ユーロ(約5,402億6,800万円、同)、1.0%増と微増だった。税引前利益は、44億2,800万ユーロ(約5,490億7,200万円、同)、1.8%増で増益となった。当期純利益は34億4,400万ユーロ(約4,270億5,600万円、同)、2.3%増の増益だった(表1を参照)。

2019年1月期 ブランド別・地域別売上高(表2)

2019年1月期
ブランド別・地域別売上高(表2)

地域別では、「Europe ex-Spain」(欧州)が45.1%と引き続き、主力である。「Spain」(スペイン)が16.2%と微減しているが、ほぼ前期と同じ比率だ(表2を参照)。期末の店舗数は、7,490店(15増)。「Zara」が2,131店(13増)と最も多い。「Zara Kids」が128店(5減)と減少し、「Zara Home」が603店(13増)と増加している。

利益面では「Pull & Bear」「Stradivarius」が健闘

業態別の売上高では、主力の「Zara」(ザラ業態。今期から「Zara Home」を含む)が180億2,100万ユーロ(約2兆2,346億400万円、同)、3.3%増と堅調な推移だった。総売上の約69%を占めており、以前、主力業態である。営業利益(EBIT)は31億2,200万ユーロ(約3,871億2,800万円、同)、0.1%増で、ほぼ前期比並みだった。

収益に貢献したのは、規模は小さいが「Pull & Bear」及び「Stradivarius」業態。「Pull & Bear」は売上高18億6,200万ユーロ(約2,308億8,800万円、同)、6.6%増の増収。営業利益は3億ユーロ(約672億円、同)、13.6%増と2ケタの増益を達成した。「Stradivarius」は売上高15億3,400万ユーロ(約1,902億1,600万円、同)、3.6%増。営業利益は2億5,900万ユーロ(約321億1,600万円、同)、15.1%増で2ケタの増益となった。「Bershka」(ベルシュカ)は売上高22億4,000万ユーロ(約2,777億6,000万円、同)、0.6%増とほぼ前年並みだった。営業利益は3億2,700万ユーロ(約405億4,800万円、同)、7.4%減と減益に至った(表2を参照)。

オンラインビジネス=ECビジネスが順調に増加しており、売上高が30億2,000万ユーロ(約3,966億8,000万円、同)、27.0%増と高い伸びを示した。総売上の12.2%を占めるまでに拡大した。

(樋口尚平)

インディテックス、2019年1月期 連結決算 主力の「Zara」業態が堅調、増収増益に

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