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「Gap 心斎橋店」が移転リニューアルオープン
インバウンドを意識、品揃えにメリハリ

update: 2018/11/26

「Gap 心斎橋店」が移転リニューアルオープン。 1階のメンズフロア「ロゴアイテム」コーナー

「Gap 心斎橋店」が移転リニューアルオープン。
1階のメンズフロア「ロゴアイテム」コーナー

アパレルSPAのギャップジャパン(東京都)が11月22日、大阪・心斎橋に「Gap 心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋)を移転・リニューアルオープンした。地下1階、地上2階の3層構造で、売り場面積は925㎡と旧店舗よりコンパクトになった。

「Love by Gap」「GapFit」など別ラインも展開

「Gap 心斎橋店」1階のメンズフロア。 最新の内装デザインを採用している

「Gap 心斎橋店」1階のメンズフロア。
最新の内装デザインを採用している

同店が出店した場所は元々、ファッションビルの「パルコ」があった。再開発により、新しい建物が建設されていた。大阪・ミナミの目抜き通りの1つ、心斎橋筋に面しており、隣には「H&M」、斜め向かいには「ユニクロ」、徒歩数分の場所には「ZARA」や「ジーユー」「ベルシュカ」など、SPA系ファッションブランドの店舗が集積する区画である。

「Gap 心斎橋店」2階のウィメンズフロア。 「Love by Gap」のコーナー

「Gap 心斎橋店」2階のウィメンズフロア。
「Love by Gap」のコーナー


旧店舗は「ユニクロ」の通りを隔てた北側の建物にあった。新店舗の位置は従来の場所から、目と鼻の先にある。新しい立地は心斎橋筋商店街の入り口付近に当たり、「Gapの世界観を体感するという」同社の考えを達成させるにふさわしい場所だと判断した。売り場は地下1階、地上2階の3層構造。店舗面積は925㎡と旧店舗よりコンパクトになったがその分、品揃えにメリハリをつけている。特に同商圏に多い“インバウンド客”を意識したラインナップが特徴だ。

「Gap 心斎橋店」2階フロア。 「GapFit」のコーナー

「Gap 心斎橋店」2階フロア。
「GapFit」のコーナー


その1つが、ブランドロゴを大書した商品群。壁面にも「GAP」の文字を大きく描き入れている。「Gap」のロゴアイテムはインバウンドのみならず、幅広い世代から支持を集めているという。内装や店構えなどは最新のデザインで、改めて心斎橋を訪れるエンドユーザーへ向けて、ブランドの世界観を発信する狙いがある。

「Gap 心斎橋店」2階フロア。 基幹アイテムのジーンズ

「Gap 心斎橋店」2階フロア。
基幹アイテムのジーンズ


新店舗の地下1階は「キッズ&ベビー」。1階がメンズで、最新デザインを採用した前述のロゴアイテムのコーナーを設けている。2階はウィメンズのフロア。通常のコレクションに加えて、インナーやルームウエアで構成する「Love by Gap」もフルラインで展開。スポーツやフィットネスシーンを意識した「GapFit」などのコーナーも設けた。ロゴパーカーなど、心斎橋店限定の商材も販売する。ロゴアイテムを強化する方針だが、品揃えは比較的、年間定番的な商材が多いという。

そのほか販促面では、11月23日の“ブラックフライデー”を意識したイベントを実施した。関西の神戸・三ノ宮店など、各店と連携した取り組みで、日本では今年で4年目を迎えた。

(樋口尚平)

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