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株式会社ユニクロ、イベント「大阪祭」で限定販売
観光地、大学と協業──初の産学コラボのTシャツを企画

update: 2023/07/21

「大阪祭」で限定販売するTシャツ。 ユニクロ、産学の3者協業は初の試みだ

「大阪祭」で限定販売するTシャツ。
ユニクロ、産学の3者協業は初の試みだ

ファーストリテイリンググループの株式会社ユニクロが7月21日から、地域限定イベント「大阪祭」において、観光地と地元の大学と協業した産学コラボのTシャツを企画、販売する。仙台や福岡など主要都市で同様の企画を実施したことはあるが、産学共同で「ユニクロ」ブランドの商品を企画するのは初めての試みだ。

大阪芸術大学の学生がデザインを担当

大阪芸術大学の学生が デザインした

大阪芸術大学の学生が
デザインした

この企画は「ユニクロ」のTシャツライン「UTme!」と地元の店舗や観光地が協業し、独自のご当地Tシャツを制作、販売する試み。仙台や福岡などほかの地域でも開催されている。大阪を盛り上げるイベント「大阪祭」は2021年に旧「心斎橋店」で第1回目が開催され、今回で3回目を迎える。ユニクロと地元の店舗との協業の実績はあるが、大学が参加して3者で企画するのは今回が初めてだ。

テーマは「おでかけ」。2回目と同様に今回も大阪府内の63の店舗と協業したTシャツを企画した。加えて、今回新たに試みるのは、大阪の4つの観光地「海遊館」「NIFREL(ニフレル)」「通天閣」「大阪城」とのコラボTシャツ。観光地の建物などをモチーフにして、大阪芸大デザイン学科3年生の学生が、オリジナルのイラストをデザインした。

地元の63店舗との 協業アイテムも継続して展開

地元の63店舗との
協業アイテムも継続して展開


複数のデザインの中から、地元企業と大阪エリアのユニクロ販売員のアンケート投票により、各観光地の一番人気(計4型)を選出し商品化した。そのほか、インバウンド賞の3品も選出。計7つの柄のTシャツを限定販売する。上代はそれぞれ1,990円。7月21日から27日の7日間、大阪府内のユニクロ店舗で限定販売する(一部店舗を除く)。

基本的に全国共通の商材を扱う「ユニクロ」店舗において、地域限定の商材は珍しいと言えるだろう。各都市に限定したこうしたイベントは複数回、実施されているが、地元の大学と観光地の企業が手を組んだ協業は初めてのため、一定の成果が表われれば、今後はほかの都市でも開催される可能性がある。                                    

(樋口尚平)

株式会社ユニクロ、イベント「大阪祭」で限定販売 観光地、大学と協業──初の産学コラボのTシャツを企画

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