グンゼ、2026年3月期 連結決算──減収減益に
update: 2026/05/25
グンゼの2026年3月期連結決算は減収減益に至った。主力の「機能ソリューション」や「アパレル」の売り上げが伸び悩んだ。利益面は、アパレル事業の棚卸評価損が影響し、減益に至った。
アパレル事業の棚卸評価損が収益の足を引っ張る
連結売上高は1,309億1,800万円(4.5%減)と減収となった。「機能ソリューション」「アパレル」が減収に至った。「メディカル」「ライフクリエイト」は増収となった。売上総利益率(粗利率)は30.5%(1.0ポイント減)と減少した。販管費率が増加したことで、営業利益が48億8,200万円(38.4%増)と2ケタの減益となった。
同じく経常利益も49億2,000万円(39.9%減)と2ケタの減益だった。当期純利益は5億900万円(91.9%増)と2ケタの減益となった。「機能ソリューション」は522億400万円(6.6%増)、営業利益72億500万円(19.5%増)で増収増益。収益のけん引役になった。新規分野の「メディカル」は売上高129億4,900万円(10.7%増)、営業利益24億3,000万円(22.0%増)の増収増益と健闘した。
「アパレル」は売上高585億9,700万円(3.6%減)と減収。営業損失13億3,400万円を計上するに至った。DtoCでは、通年アイテムの「アセドロン」やレディスインナーなどが健闘したが、量販店など既存チャネルが苦戦した。棚卸評価損を計上し、在庫の適正化を図っている。「インナー」の売上高338億円(4.0%減)、「レッグ」が同130億円(7.0%減)。
今期の「アパレル」ビジネスは売上高566億円(3.4%減)、営業利益13億円の増収、黒字回復を目指す。効率化を進め、反転攻勢を目指す。通期の連結業績は、売上高1,320億円(0.8%増)、営業利益88億円(80.3%増)、経常利益84億円(70.7%増)、当期純利益52億円(921.3%増)で、増収増益を計画している。
次期社長に岡高弘 代表取締役兼専務執行役員が内定
グンゼは5月14日開催の取締役会で、次期社長に岡高弘 代表取締役兼専務執行役員経営戦略部長を内定した。佐口敏康現社長は代表権のある会長に就任する。6月25日開催予定の株主総会で正式に決定する。
このタイミングでの社長交代について佐口社長は、「減収に至ったトップとしての経営責任を明確にする事、アパレル事業の改善の準備を整えるため」と説明した。





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