店頭レポート
複合商業施設「淀屋橋ゲートタワー」の商業棟がオープン──足元のビジネスパーソンを取り込む
update: 2026/07/13
複合商業施設「淀屋橋ゲートタワー」(大阪市中央区北浜)の商業棟が7月9日、オープンした(一部テナントは夏以降の開業予定)。淀屋橋駅西地区市街地再開発組合とその産科組合員である大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発が事業主体。地下2階、地上27階の構造で、下層に商業棟、中層・上層階はオフィス棟で構成する。足元のビジネスパーソンを主体にする。
商業棟は地下1階、地上2階の3層構造
延床面積は13万2,424㎡。下層の3フロアが商業棟で、中層・上層階はオフィスフロアの構成だ。中層の11階は、屋上庭園と公共貢献機能を含めた複合フロアになっている。2006年から始まった同地区の再開発事業がスタート。紆余曲折を経て2022年に着工し、今回の開業を迎えた。
ターゲット層は、足元商圏の淀屋橋で働くオフィスワーカーが中心。商業棟は地下1階、地上2階の3層構造で、物販と飲食テナントで構成する。商業部分は全29テナントで構成する(うち3施設は今秋以降の開業)。地下1階は物販、飲食、サービスで構成。地上1階には、御幸毛織が運営するオーダーメイドスーツ店「ミユキ クラフツ・スーツ」が出店。同地区にあった本町の店舗を移転し、リニューアルオープンした。そのほか、レザーシューズやスニーカーを扱う「Berwick OSKA」(バーウィック大阪)も出店した。
地上2階には、スポーツメーカー・ミズノが運営するゴルフショップ「MIZUNO GOLF」(ミズノゴルフ)が出店。2021年6月まで同地区で旗艦店舗を出店していた。今回の再開発を機に、5年ぶりに店舗を構える事となった。そのほかには、イタリアンや洋食、和食、エスニックなどの飲食店が軒を連ねる。
中層・上層階のオフィスフロアがメーンの施設だが、下層階の商業ゾーンにも工夫が見られる。「Yodoyabashi Status Up」(よどやばしステータスアップ)というコンセプトを掲げて、「上質なステータス」の提供に力を入れる。
「淀屋橋ゲートタワー」の南隣りには、2008年に開業した複合商業施設「淀屋橋odona」(よどやばしオドナ)が位置する。下層階が商業棟、上層階がオフィスフロアという似た構造の施設。地階で地下鉄・御堂筋線に連絡する点も共通している。十数年来、淀屋橋地区では再開発事業が定期的に進んでいるが、今回の開業で主だった物件の再開発事業は出揃った観がある。淀屋橋の新しい魅力をどこまで発信していけるだろうか。



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