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阪急うめだ本店4階 「ワールドマップジーニスト」
開業以来、好調を持続

update: 2015/01/13

「ワールドマップジーニスト」。売れ筋の「AG」

「ワールドマップジーニスト」。売れ筋の「AG」

阪急うめだ本店の4階にあるジーンズを主体とした自主編集型売り場「ワールドマップジーニスト」が2012年10月の開業以来、好調を持続している。当初計画の売上高を達成し、現在はその1割増しで推移している。

ファッションに関心の高い女性客を取り込む

同売り場は12年10月の阪急うめだ本店開業と共にスタートした。20代後半から40代のファッションに関心の高い女性客を対象にする。カジュアルをベースにミッシー・ミセス層を得意にする同グループの阪神梅田本店の「ジーンズハウス」売り場との住み分けを考慮し、コンセプトの違いを明確にした。

主力ブランドは「AG」のほか、「リーバイス」「ブラッパーズ」「レッドカード」「ヤヌーク」で売り上げの大半を占める。インポート品も扱っており常時、20ブランド前後を取り揃える。

常時、20ブランドを取り揃える

常時、20ブランドを取り揃える

ファッションとしてジーンズを捉えているため、コーディネートを意識した提案を心掛けている。展開商材の上代価格も1万9,000-6万円と高額ゾーンに集約した。昨年4月の消費増税の影響はほぼなかったとそうで、顧客からはファッションアイテムとして認知されているようだ。

売れ筋のテイストは本店の客層を反映して「エレガンスできれい目」(阪急阪神百貨店第1店舗グループ第一婦人服商品統括部婦人服第二商品部、近藤幸枝バイヤー)。テイストの点でも、阪神梅田本店とうまく住み分けられている。変わった試みの1つが、ジーンズブランドのアウター提案。不定期だが、同売り場では「ジョンブル」などのアウターをボトムスのジーンズと併せ、コーディネート提案を試みている。

今後、強化するポイントはそのコーディネート提案だ。春の立ち上げに向けて、新しい編集・提案方法を模索中だという。クラッシュ加工のジーンズなど、新しいテイストの商材も検討中だ。

(樋口尚平)

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