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グンゼ、2019年春夏商戦
メンズインナーがけん引し、堅調な推移に

《企業レポート》

他の商材にも 波及効果をもたらしている メンズインナーの「エアーズ」

他の商材にも
波及効果をもたらしている
メンズインナーの「エアーズ」

グンゼのアパレルビジネスの2019年春夏商戦は、新製品「エアーズ」の相乗効果もありメンズインナーがけん引役となり、堅調な推移だった。メンズの主力商材「ボディワイルド」は2ケタの増収だった。レディスでは「トゥシェ」が復調傾向にある。

新製品「エアーズ」が相乗効果を生む

2019年春夏シーズンは、全般的に気候変動の影響が大きく、7月度を中心に売り上げを落とす各社が多かった。こうした難しい市況下で、グンゼのアパレルビジネスは堅調な推移だった。昨年デビューしたメンズの「エアーズ」──腰ひもを廃した新製品が引き続き好調だったほか、その相乗効果で「ボディワイルド」が2ケタ増と好調に推移した。「エアーズ」の今年6月末までの1年間の総販売枚数は70万枚に達した。現在は月10万枚のペースで推移している。また、ECの売り上げも──上比率は7%とまだ低いが、20%増と好調な推移だ。

レディスでは、伸び悩んでいた「トゥシェ」が復調傾向にある。ランファンにおいて、レース系、エレガンス系の商材を増やした効果が表れたようだ。完全無縫製、断ち切り仕様を特長にする「キレイラボ」は競合他社が増えた影響もあり、調整局面にある。

好調の要因は数年来、進めてきた構造改革にある。無駄を排し、効率化を図ったことで、利益率が改善した。品番数の絞り込み、生産量の調整なども、収益改善に貢献したようだ。“差異化”できる商品開発が進んだことも、後押しになっている。また、機会ロスの軽減も進んでいる。

そのほか、「エアーズ」の一部企画では、年間4つの企画に分けて展開していることも、効率化につながっている。従来、インナーの平均的な企画では、春夏と秋冬の2つの企画で1年をカバーする体制が主流だった。より細かい顧客ニーズに対応するため、クリスマスなどギフト需要などシーズン性を考慮した企画に改めている。

好調な「エアーズ」は今後、品揃えの“幅出し”を推し進める計画。既存に加え、新しい顧客層を取り込んでいく方針だ。                                 

(樋口尚平)

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