三陽商会を代表するブランドが集積
三陽銀座タワーがグランドオープン
update: 2015/09/24
三陽商会は2015年9月19日(土)に同社を代表するブランドを集積した「三陽銀座タワー」をオープンした。
「ハーモナイズ(伝統と革新)」をストアコンセプトに、会社創立以来、大切に培ってきた「こだわりのものづくり」と、これからの「新生SANYO」を体感できるタワーとして誕生。今秋から本格展開を始めた「マッキントッシュ ロンドン」「ブルーレーベル・クレストブリッジ」「ブラックレーベル・クレストブリッジ」をはじめ、これまでECサイトのみで展開してきた「サンヨー・エッセンシャルズ」など、全7ブランドを展開する。
オープン前日に行われた記者発表会およびレセプションには、三陽商会の杉浦昌彦社長と松竹株式会社の迫本淳一社長が登場。オープニングイベントとして19日から5日間オーダー会を行う、100年コートと歌舞伎の衣装「翁格子」のコラボレーションコートもお披露目された。
フロア構成は、地下1階は「ブルーレーベル・クレストブリッジ」、1階は「ブルーレーベル・クレストブリッジ」および「ブラックレーベル・クレストブリッジ」のバックを中心にした雑貨フロア、2階は「ブラックレーベル・クレストブリッジ」、3階は「マッキントッシュ ロンドン(ウィメンズ)」、4階は「マッキントッシュ フィロソフィー(メンズ/ウィメンズ)」、5階は「マッキントッシュ ロンドン(メンズ)」、6階は「サンヨー・エッセンシャルズ」およびカスタマーズサロン、7階はオフィスとして利用、8階は「ポール・スチュアート(ウィメンズ)」と「ポール・スチュアート スポーツ」、9階は「ポール・スチュアート(メンズ)」。総売り場面積は約436坪(7階オフィス部分は除く)。売上高は30億円を計画している。
一番の目玉となるフロアは6階の「サンヨー・エッセンシャルズ」と、同社の製品の補修、相談に対応するカスタマーズサロン。このフロアでは、製品の約半分は国内生産と言う同社のものづくり、メイド イン ジャパンの良さをアピールしていく。また、これまでECサイトのみで販売していた「サンヨー・エッセンシャルズ」の売り上げ拡大の起爆剤になることを期待している。
(ファッションライター 苫米地香織)