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財務分析レポート
LEVI STRAUSS & CO. 2015年11月期 第2四半期 連結決算
全地域で売上減、減収減益に

update: 2015/07/17

米国のLEVI STRAUSS & CO.(リーバイ・ストラウス社)の2015年11月期 第2四半期 連結決算は、期中の全地域における売り上げが減少し、減収減益になった。ヨーロッパの下げ幅が最も大きく、アジア地域の下げ幅が最も少なかった。

粗利率が改善するも、販管費増が影響

連結の営業収益(売上高)は日本円で約2,542億円、営業利益が約190億円、税引前利益が約94億円、第2四半期利益が約60億円だった(1ドル=123円換算)。売上総利益率は0.2ポイント増えて、50.2%と微増した。

販売管理費率が高まった影響で、利益が軒並み減少した。しかし、営業利益は7%台を維持している。営業外費用が約22億円増えたことで、第2四半期利益が2ケタ減になった。

地域別では主力のAmericas(米州)において、売上高が約1,471億円(6.0%減)と減収になった。Europe(欧州)は約613億円(11.1%減)と2ケタの減収。日本を含むAsia(アジア)地域は約457億円(1.8%減)だった(ジャパン社の財務分析は別途、発信)。

商品回転率は3.4と前年並みだった。自己資本(株主資本)および総資本の回転率が改善した。流動性指標は売上高の減少が影響し、軒並み低下した。自己資本比率がやや低下した。ROEもやや減少している。

(樋口尚平)

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