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エドウイン新社長 大塚丈二氏が語る
当社の強みは“メーカー”力にある

update: 2014/09/01

エドウイン、大塚丈二社長

エドウイン、大塚丈二社長

エドウインの大塚丈二・代表取締役社長が「アパレルビジネスマガジン」のインタビューに応じ、今後の方針について「強みのメーカー機能を活用し、主力取引先とのコミュニケーションを深めて、営業基盤を強固なものにしていきたい」と抱負を語った。また、8月21日付で組織改編を実施。メンズとレディスで主要ブランドごとに事業部を設け、各組織で向かうべき方向性を明確化した。

「ものづくりに必要な人材が揃っている」

今年4月、エドウイン・ホールディングス(現、株式会社エドウイン)に出向し、同6月30日付でエドウインの新社長に就任した大塚丈二氏。同社の強みは「メーカー力」だと語る。「企画から生産、デザイン、営業、物流に至るまで、優秀な人材が揃っている。13の国内自社工場をはじめ、4つの協力工場や洗い加工場など計20社の協力体制を構築しており、安定品質の製品を安定生産できるというメーカー機能が最大の強みだ」。

メーカーとしての強みをさらに生かすため、8月21日付で組織改編を実施。これまでフラットだった組織を、ブランドを基軸とした縦割りにして事業部制を敷き、各部署で進むべき方向性を明確にした。「各ブランドにおいて、当社が求められる商品の企画を精度アップする体制に改めた。各ブランドの担当者もどこを目指すべきか目標が分かりやすくなる」(大塚社長)。

営業面では、売り上げの大きなウエートを占める卸ビジネスを重視。取引先であるジーンズ専門店とのコミュニケーションをさらに密にし、関係強化を図る。「数十社の顧客を訪ね歩いたが、当社に対する期待度は非常に高い。モノづくりの強みを生かして、専門小売店の期待に応えていきたい」(同)。

海外など新規販路の拡大も視野に入れているが、まず最優先で取り組むのは国内市場だ。「小売店とは以前と変わらず、密にコミュニケーションをとっていく」(同)。「看板ブランドの『エドウイン』を中心に広告・宣伝にも力を入れる」方針だ。

※詳報は、9月発刊予定の「ジーンズ&カジュアル レポート」に掲載。

(樋口尚平)

                               

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