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「ベティスミス」がJFW-IFFに出展、
NIPPON MONO ICHIで「倉敷オーダージーンズ」を提案

update: 2010/01/01

JFW-IFF ベティスミス

株式会社ベティスミス

代表取締役社長
大 島 康 弘 氏(左)

同社 開発部
柏  卓 美 氏(右)

JFW-IFF(JFWインターナショナル・ファッション・フェア)が1月13日から3日間、東京のビッグサイトで開催された。3日間の来場者数は2万6482人で、前回を若干上回った。内訳は、セレクトショップ4471人、専門店4517人、百貨店1257人、量販店537人、無店舗販売778人、海外からの来場者は445人。

なかでも注目されたのは、クリエーターズビレッジのコーナーやヨーロッパ、アジアなどの海外出展ゾーン、そして、ニッポンのモノづくりを紹介するコーナー、NIPPON MONO ICHI~クリエーションスピリッツ~」だ。同コーナーは、アパレル製品だけでなく、織物や染物、漆器、インテリア、コスメなど、伝統の味わいを今の時代や生活にマッチさせたアイテムを「ニッポンモノイチ」ブランドとして展開。ジーンズ関連では、ベティスミスの「倉敷オーダージーンズ」が紹介された。紳士服のオーダーシステムをジーンズに応用したパターンオーダーシステムをもとに、サンプルの試着から生地、パーツ、フィニッシュなどのセレクトによって世界に1本のジーンズを作ることができるというもの。まもなく創業50周年を迎える同社の伝統ある工場で創り上げられるオーダージーンズは、倉敷市から“クラシキブランド”として認定を受けている。

加えて同社では、「綿から作ろうプロジェクト」を今年1月にスタート。自分で育てた綿から作る究極のオーダージーンズとして、完成まで約1年半(申し込み2010年1月、完成2011年4月)かけて仕上げるスローなプロジェクトだ。200名限定で、販売予定価格は3万6750円(税込)。他にも、日々のサンプルや製品による残布を使ったデニムグッズ「エコ ベティ」を商品化している。アイテムはポーチやエコバッグ、コースター、コインケース、携帯ストラップ、ティッシュカバー、ブック&ノートカバー、ポシェット、エプロンなどで、価格も手ごろ。赤毛の女の子のブランドロゴがデニムに映えて印象的だ。

カジュアルゾーンにも出展していた同社のブースでは、今春夏シーズンのパンツトレンド(レディス)を聞いた。アウトドア感覚の洗いざらしをイメージした、切り替えのあるデザインパンツ(1万800円)が一押し。フルレングスから8分丈にロールアップ可能なデザインで、素材の異なる4タイプを提案している。

(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)



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JFW-IFF ベティスミス
JFW-IFF ベティスミス
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