第30回「ベストジーニスト2013」
～Keep on your Jeans Spirits～
ベストジーニストに相葉雅紀さん（嵐）とローラさん。
LiLiCoさん、少女時代、香川真司さん、渡辺謙さんがそれぞれ受賞。
継続する震災復興支援チャリティー活動もサポーター増で広がる
――日本ジーンズ協議会

update: 2013/10/04

30周年の節目に記念すべき賞も

日本ジーンズ協議会は10月2日、節目にあたる第30回「ベストジーニスト2013」を発表、受賞者を表彰した。

ベストジーニストは、同協議会がジーンズの良さを多くの方々に知ってほしいという趣旨で1984年にスタートした恒例のイベント。「ベストジーニスト」は、全国からの一般投票により選ばれる①『一般選出部門』、同協議会が推薦・選出する②『協議会選出部門』、新人の登竜門として一般の方々の投票、およびオーデションで選ばれた方を表彰する③『一般新人部門』の3部門から構成され、毎年1回、選出・表彰している。
今年度は30周年を記念し、「協議会選出部門」として30年間で過去2回表彰した「国際部門」、過去3回目の受賞となる「グローバル特別敢闘賞」、また、15周年の1988年に黒澤明監督が受賞した歴代2人目の「特別賞」が選ばれた。

“最もジーンズが似合う有名人”を全国からの一般投票（ハガキ、Web）で選ばれる『一般選出部門』は、今回で3回目の受賞となり、“永久ベストジーニスト”として6人目の殿堂入りを果たした相葉　雅紀さん（得票数／15587票）と、ローラさん（同／4119票）が集計結果でトップの得票数となった。相葉雅紀さんは、3回目の受賞の喜びを「ジーンズに恩返ししていきたい（笑）」と表した。ローラさんは脚長効果のあるピッタリのハイウエストジーンズで登場、笑顔といつものトークで会場を湧かしていた。

同協議会による『協議会選出部門』は、主催者である日本ジーンズ協議会の加盟社40社の各社がそれぞれ男女1名ずつ推薦・選出し、その候補者の中から「ベストジーニスト選考委員会（加盟社9社の代表と日本ジーンズ協議会専務理事で構成）」によって最終選考し、決定されている。賞は、壮大な夢を追い、希望を絶対に失わない不屈の精神の持ち主であるジーンズ・スピリットに相通じ、ジーンズが似合う方であることを共通項に、海外を拠点に活躍する「グローバル特別敢闘賞」、海外の方で、世界を舞台に活躍する「国際部門」、日本のみならず海外でもその活躍が高く評価されている「特別賞」、ジーンズの需要喚起に貢献していただいた「特別敢闘賞」があり、その年々でその都度、選出され、発表・表彰している。

今回は協議会選出部門でLiLiCoさん、国際部門に少女時代、グローバル特別敢闘賞に香川　真司選手、特別賞に渡辺　謙さんが選ばれた。選考理由は以下の通り。

LiLiCoさん／タレントや歌手、映画コメンテーターとして活動する姿が人々に勇気を与えている。厳しい環境にめげず、今日の地位を築いた姿はジーンズ・スピリットに相通じる。

少女時代／歌手、女優、モデル、タレントとしての活動は、日本のみならず、広くアジアの若者たちを魅了している。軽快なリズム感の動きでジーンズをはきこなしており、公私にわたるジーンズの愛好度が高いため。

香川　真司選手／プロサッカー選手として世界最高峰のリーグで、広くグローバルに活躍している。一方、緊張のピッチを離れると楽しくリラックスしたスマートなジーンズファッションでファンを楽しませるなど、世界的に飛躍をはじめたジャパンジーンズのイメージと重なるため。

渡辺　謙さん／俳優としての活躍は、世界規模で人々に勇気と活力を与えている。また、東日本大震災に際しては、海外からの支援に対して感謝のメッセージを世界に向けて発信するなどの行動は、力強く前進するジーンズ・スピリッツに相通ずるものがあるため。

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前回から設けられた『一般新人部門』では、グランプリに志摩　マキ（しま・まき）さん、準グランプリに小島　未早希（こじま・みさき）さん、アーティスト賞に竹内聖美（たけうち・さとみ）さんが選出・表彰された。

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受賞の感想や当日のコーディネートなどについて、それぞれがコメントした。

『一般選出部門』で、“永久ベストジーニスト”として6人目の殿堂入りを果たした嵐の相葉　雅紀さんは、ジャストサイズのお気に入りジーンズに白Tシャツ、黒のレザージャケットを合わせたスタイルを披露。「ジーンズ・スピリッツのもと、自分の体にジーンズが馴染んで成長していくように、ジーンズと一緒にこれからも成長していきたい」とジーンズライフを語った。

同じく『一般選出部門』で選出されたローラさんは、「ジーンズは一年を通して着られて可愛いので、これからももっとはきたい。今日は好きなハイウエストのジーンズにお腹が少し見えるシックなトップスと派手な靴を合わせました」と終始、笑顔で語った。

『協議会選出部門』で選出された、映画コメンテーターのLiLiCoさんは、「芸能界で25年、スタイリストを付けず自身でスタイリングしてきたことがジーンズのプロに認められてとてもうれしい。今日はメンズのジーズとあまり着ないTシャツ、サスペンダーを合わせて新しい自分を表現してみたんです」と述べた。

『協議会選出部門　国際部門』で選出された少女時代は、「ジーンズは大好き。もっとジーンズの似合う女性になるためにこれから頑張ります。今日はクールなミリタリージャケットにカラーデニムを合わせて可愛くコーディネートしました」とコメントした。

『協議会選出部門　グローバル特別敢闘賞』に選出されたプロサッカーの香川　真司選手は、ふだんからジーンズを愛用していることをビデオでメッセージした。

黒澤明監督が受賞し、歴代2人目となる『協議会選出部門　特別賞』に選出された俳優の渡辺　謙さんは、「ジーンズは自由と挑戦の象徴、これからもそうありたい。今日のスタイリングは娘と美味しいご飯を食べに行くというイメージ、堅苦しくなく、親父らしく、を意識した」と語った。

被災地支援のチャリティー活動を今後も継続

また、日本ジーンズ協議会が推進する「Keep on your Jeans Spirits」のチャリティー活動に関する報告が行われた。同活動は、Yahoo!JAPANを運営するヤフーが開催するYahoo！オークション『東日本大震災チャリティーオークション』（http://yahoo.jp/charity）にて、「Keep on your Jeans Spirits」と題したチャリティー活動を2011年4月22日より実施しており、今年で3年目を迎える。（http://www.best-jeans.com/jeanist/charity.shtml）

歴代のベストジーニスト受賞者と、芸能、スポーツ、文化活動など多方面で活躍中のベストジーニストチャリティーサポーターの協力のもと、ジーンズ、ベストジーニストチャリティーTシャツにサインし、Yahoo!オークション『東日本大震災チャリティーオークション』へ出品する活動を続けている。

ベストジーニストチャリティーTシャツは、2011年度のベストジーニスト受賞者で、ファイティスト（戦うアーティスト）の鬼塚勝也氏がデザインしたもの。価格は4900円（税込）で、売上の5％を財団法人グリーンクロスジャパンにチャリティーとして寄付している。販売先はヤフーショッピング内「ベストジーニスト」オフィシャルストア （http://store.shopping.yahoo.co.jp/bestjeanist/b5b4c4cdbe.html）。

2013年9月30日現在、49名の歴代ベストジーニスト受賞者および同チャリティー活動に賛同している107名のベストジーニスト　チャリティーサポーターが参加。16,389,695円の落札金（2013年8月31日現在）は全額、財団法人グリーンクロスジャパンを通して被災地の復興支援活動に義援金として寄付している。同法人では、宮城県や福島県の小学校へ「緑のカーテンセット」（ヘチマやゴーヤの苗、プランター、土、ネット）を贈呈した。

また、同チャリティー活動のシンボルとして「Jeans Sprits ADAMAS」を作成。ダイヤモンドジュエリーブランド「AFRICA DIAMNDS」（アフリカ・ダイヤモンド）とジュエリー専門店「BROOCH」（ブローチ）のタイアップにより実現した特別なダイヤモンド原石のペンダントだ。シルバーリングにチャリティー活動のスローガン「Keep on your Jeans Spirits」の文字を彫り、2つのダイヤモンドの星が埋め込まれている。シルバーリングの中央にはダイヤモンドの原石が付いている（オリジナル鑑定書付き）。ベストジーニスト受賞者に盾と共に贈呈されている。なお、チャリティー販売は、ヤフーショッピング内の「ベストジーニスト」オフィシャルストア、 （http://store.shopping.yahoo.co.jp/bestjeanist/africa001.html）「アフリカ・ダイヤモンド」（東京・六本木ヒルズ、1F）、「ブローチ」（新潟市中央区）の店頭にて実施されている。

日本ジーンズ協議会は、今後も歴代ベストジーニストをはじめ、芸能、スポーツ、文化活動など多方面で活躍中の方々に協力を仰ぎ、チャリティー活動「Keep on your Jeans Spirits」を通して、被災地支援活動を実施していく。

（有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子）