カイハラ×タジマの協業企画
経年劣化を楽しむデニムの床材が誕生
update: 2018/02/26
建材用床材の製造・販売を手掛ける田島ルーフィングと、世界に“ジャパンデニム”としてその名を知られているカイハラがコラボレーションし、デニム生地を使った床材の発売を開始した。
着用するたびに体になじんでいくジーンズのように、デニムの経年や歩行によって変化していく姿を楽しむのをコンセプトにした新製品で、これまでの建材では考えられなかった「劣化する」「古びる」という概念から逆転の発想で生まれたこれまでにないビニル床タイルである。
デニム生地を貼ったビニル床タイルの他に、シリーズ商品としてデニムの色合いを再現したカーペットタイル、フローリングのような加工が施されたビニルタイルなども展開。
使用する環境や状況によって、床にオリジナリティを作りだすデニムのビニルタイルで、ユニークな空間、店づくりが可能になるだろう。
(ファッションライター 苫米地香織)