店頭レポート
複合商業施設「クオーツ心斎橋」の商業棟が先行オープン──富裕層をメーンに国内外の顧客を開拓
update: 2026/04/27
複合商業施設「クオーツ心斎橋」(大阪市中央区南船場)の商業棟が4月25日、先行オープンした(1階のラグジュアリーテナントは夏以降、飲食は夏の開業)。ヒューリック、心斎橋開発特定目的会社(LVMHグループの投資会社、L Catterton Real Estate=LキャタルトンとJ.フロント都市開発の共同出資)などが事業主体。地下2階、地上28階の構造で、下層に商業棟、中層にオフィス、上層階には「ザ・ゲートホテル大阪 by HULIC」(6月15日開業)が入居する。富裕層をメーンに国内外の顧客を開拓する。
約1万1,800㎡のコンパクトな面積に上質のテナントを集積
同施設が開業した場所は、「ルイ・ヴィトン」や「ディーゼル」などファッション系の路面店などが出店していた区画。再開発工事が進められていた。地下2階、地上28階の複合商業施設として生まれ変わった(「ディーゼル」は「クオーツ心斎橋」の1テナントとして、新しい店構えで同所に店舗を構える)。東西に伸びる長堀通りと、南北に伸びる御堂筋通りに面した一等地だ。周辺には百貨店の大丸やファッションビルのパルコ、ファストファッションやSPAブランドの路面店などが集積している。
ターゲット層は国内外の富裕層。足元商圏の心斎橋で働くオフィスワーカーも対象にする。商業棟は地下2階、地上6階の8層構造で、5階の飲食と6階のクリニック(計10店)は今夏の開業予定だ。そのほかの地階と地上4階部分の物販店舗が先行オープンした。1階に出店するラグジュアリーブランド「ブルガリ」「カルティエ」「ショーメ」「フェンディ」は今夏以降にオープンする。なおこの4店は3層の“メゾネット”構造の店舗になる。
商業部分の貸床面積は約1万1,863㎡で、周辺の物販施設に比べるとコンパクトな規模だ。地下2階は「フード&カフェ」、同1階は「ヘルス&ビューティー」のテーマでテナントを誘致。アパレル系では地下1階に韓国発のフィットネスウエア「XEXYMIX」(ゼクシーミックス)が出店している。地上2階はメンズブランドを主体に集積。「グローブトロッター」は最新の内装を採用した店舗。メンズのレザーバッグブランド「HERGOPOCH」(エルゴポック)は関西初出店だ。
地上3階はレディスブランドが主体。バレエシューズブランド「Pretty Ballerinas」(プリティバレリーナ)、レディスの「LEONARD PARIS」(レオナールパリス)、関西初出店の雑貨ブランド「HELEN KAMINSKI」(ヘレンカミンスキー)などが店舗を構える。
4階は「ウェルネス&ライフスタイル」で、スポーツ系や雑貨系テナントが集まる。スポーツ系では「デサント」「ザ・ノース・フェイス フットウエア」「マムート」など。バッグブランドの「ゼロハリバートン」や「マスターピースアンリミテッド」(新業態)、「ビクトリノックス」が出店している。売り上げや来館客数の目標数値は非公表。






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