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昭和時代の前掛けを使ったバッグ「5inch展」、
大きめのメッセンジャーバッグが即完売!

update: 2013/11/13

「5inch×村上めぐみ 3rd EXHIBITION」より

「5inch×村上めぐみ 3rd EXHIBITION」より

バッグデザイナーとして15年目のキャリアを持つマサオカヒロミさん。昭和の時代に日本の会社が自前で製作してきた前掛けにデニム生地を組み合わせた「5inchバッグ」は、まさに知る人ぞ知るブランド。3回目となる東京展が先ごろ、原宿で開かれた。

今回は通常の前掛けバッグの他、メッセンジャーバッグや角が丸いトートバッグなど、マチや大きさの異なるバッグを新作として提案。なかでも、大きめのメッセンジャーバッグは展示会早々に完売してしまったほどの人気。

さらに、イラストレーターの村上めぐみさんとのコラボバッグも充実。大きめのトートバッグから持ち手のついたバッグインバッグ、ペンケース、ポーチなど、村上さんの絵や文字がひと筆書きされていておしゃれ。また、村上さんの顔面イラストレーションTシャツはインパクトがあるが、着ると独特の可愛さがあって好評だという。

「5inch×村上めぐみ 3rd EXHIBITION」より

「5inch×村上めぐみ 3rd EXHIBITION」より

同ブランドの前掛けバッグはユニセックスで使えるが、5inchバッグのファンはもともと老若男女、気に入ったバッグがあれば、迷わず買っていく人が以前から多いそうだ。現在、ビームスのショップをはじめ、セレクトショップで販売されており、書店の有隣堂で期間限定ショップを不定期で開いている。

一点モノの前掛けバッグは、その前掛けが作られた時代ながらのストーリーがあり、かなりのデザイン力もある。そこに込められたメッセージを読み解くのもおもしろい。加えて、会場ではマサオカヒロミさんと村上めぐみさんの人懐っこい笑顔とトークがさく裂、初対面でも盛り上がってしまうから不思議で楽しい。一度来ると翌年(東京展は1年に1回開催)もまた来たくなる、そんな人とモノの魅力に癒されている人も少なくないだろう。

・5inch http://5inchbag.com/
・村上めぐみ  http://www.megumi.tv

「5inch×村上めぐみ 3rd EXHIBITION」より

(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)

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