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グンゼ 2014年春夏シーズン
新生「YG」がデビュー
「BODY WILD」「GRANDFIT」と共にメンズを網羅

update: 2013/09/09

新生「YG」。イメージを一新した

新生「YG」。イメージを一新した

グンゼは2014年春夏シーズンから新生「YG」(ワイジー)を展開する。40代を中心とした35-55歳のメンズ肌着ブランドとして、若い世代向けの「BODY WILD」、年配層を意識した「GRANFIT」をつなぐ第3の柱に位置付ける。

“着心地”を重視した商品コンセプト

「YG」は1971年にデビューした同社のメンズ肌着ブランドで、綿100%を主体にするなど素材にこだわってきた。しかし時代の変遷とともに顧客ニーズが変化し、従来の「YG」のコンセプトが合わなくなっていた。中心顧客層も時代と共に平均年齢が高くなり、ブランドの若返りも必要になっていた。

新生「YG」。シャツと同時にボトムスも展開

新生「YG」。シャツと同時にボトムスも展開

新生「YG」で、は素材とカッティングの両面から“着心地”を追求した。素材は甘撚りの抗菌防臭加工を施した米国綿を中心に、肌触りの良さを重視。カッティングは、肩や首周りに着圧が集中しない「アルゴフォルムカット」で、身体を包み込むフィット感を実現した。主力のシャツでは綿100%モデルのほか、通年アイテムとしてビジネスユースにも耐え得る吸汗速乾性を付加した「DRY」タイプ(「マイクロモダールエアー」を使用)、夏場の発汗や蒸れを軽減するポリエステル主体の「DRY&COOL」タイプ(「マイクロモダールエアー」、綿との混紡)を展開する。また、ボトムスは「BOXER BRIEF」を企画。綿100%モデル、成型タイプのボクサーブリーフなど3つのタイプを展開する。

主な販路は量販店。若い世代向けの「BODY WILD」、年配層を意識した「GRANFIT」をつなぐ第3の柱に位置付け、この3つのブランドでメンズ肌着市場をカバーする狙いだ。「YG」の中心上代価格は800円(本体価格)。デフレが色濃いGMSの肌着市場において、他ブランドと勝負できる買いやすい値段に設定した。

「BODY WILD」は原点回帰

「BODY WILD」はヤングユーザーへ原点回帰。デザイン性を重視する

「BODY WILD」はヤングユーザーへ原点回帰。デザイン性を重視する

「BODY WOLD」は原点回帰する。40代前後を狙っていた「BODY WILD EX」を廃し、再度ターゲット層を20-30代に絞り込む。「BODY WILD EX」の対象ユーザー層を新生「YG」がカバーするため、住み分けを明確にする目的がある。成型タイプやプリント柄など良き定番を企画・展開し、よりデザインのバリエーションを豊富にした。

「GRANDFIT」はバリエーションを拡大した

「GRANDFIT」はバリエーションを拡大した

今春デビューした「GRANFIT」は展開店舗数が250店とやや少ないものの、店頭の反応は良く好調なスタートを切った。14年春夏シーズンでは、デザインバリエーションを拡大する。

(樋口尚平)

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