「Gapフラッグシップ銀座」3月3日にオープン
update: 2011/03/01

ミラノのセレクトショップ
「10 Corso Como(ディエチ・コルソコモ)」
とのコラボレーション商品を展開する(1階)
ギャップジャパンは国内最大の売場面積を持つ「Gapフラッグシップ銀座」をオープンさせた。オープニングセレモニーには、世界的なアーティスト“アヴリル・ラヴィーン”が来店するなど話題を集め、長い行列ができたほど。同時に、オープン記念としてアヴリル・ラヴィーンがデザインする「Abbey Dawn(アビー・ドーン)」とのコラボレーションジーンズ(ウイメンズのみ)をプレゼントするキャンペーンも実施した。
同店の売場面積は1435平方メートル、1&2階をウイメンズ、3階をメンズ、4階をキッズ&ベビーと4フロア構成。ラウンジウェアやアンダーウェアの“GapBody”も含めたフルラインで展開しているのも魅力だ。店内はブランドのテーマである「Modern&Sexy」をキーワードに、各アイテムがバリエーション豊富に提案されており、明るく、クリーンなイメージ。ボディなどを使った多彩なディスプレイとステージがわかりやすく、選びやすい商品構成になっている。
とくに、1階はスペシャルアイテムやシーズンテーマを象徴するアイテムを中心に展開する“ホワイトスペース”を常設。オープン記念企画では、ミラノのセレクトショップ「10 Corso Como(ディエチ・コルソコモ)」とのコラボレーション商品を展開している。昨年発売されたTシャツ、スウェット、バッグにデニムなどを加えた17アイテムのフルラインナップを同店と「10 Corso Como」、「10 Corso Como COMME GARCONS(東京)」の3店舗で限定販売する。デニムやTシャツなどには、コルソコモのシグニチャーである“サークル”のグラフィックと、コルソコモの創立者であるカルラ・ソッツァーニ女史がイタリア人アーティストのクリス・ルース氏の作品から選んだイラストが描かれているのが特徴だ。「TシャツはGapのアイコンアイテムのひとつ。このグラフィックは、10 Corso Comoのシグニチャーのひとつ。この2つを融合させることで、新しいアイデンティティを作り上げる」(カルラ・ソッツァーニ女史)
2011年1月現在、ギャップストアは国内で130店舗を展開(アウトレット、ザ・ギャップジェネレーション含む)している。その1号店を開設したのが銀座だった。今回、旗艦店を銀座にオープンさせたことで新たなブランドイメージ戦略の幕開けともなりそうだ。

ミラノのセレクトショップ「10 Corso Como(ディエチ・コルソコモ)」とのコラボレーション商品を展開する(1階)


レディスを展開する2階



メンズを展開する3階


キッズ&ベビーを展開する4階
(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)