リーバイス®ブランド、初のグローバルコレクション
「REFINED」をテーマに、独特の演出で5つのスタイルを提案
update: 2012/06/04
リーバイ・ストラウス・ジャパンは5月24日、“新生リーバイス”を印象づけるべく、「LEVI’S® FALL 2012 COLLECTION PREVIEW」を東京・代官山で開いた。メンズ・レディスともに「REFINED」をテーマに、リーバイス®ブランド、初のグローバルコレクションとして、5つのスタイルからプレゼンテーションした。
(1)色を軸にした歴代コレクションを今の時代性に合わせて再現した「リーバイス®スタプレスト カラー」、(2)女性らしい曲線に心地良くフィットする縫製で仕上げた「リーバイス®ドレス」、(3)今回のメインとなる、洗練を極めたニューコレクション「ニュー リーバイス®コレクション」、(4)上品に、よりフェミニンにドレスアップした「リーバイス®ブーツカットスキニー」、そして、(5)日本のクラフトマンシップを集約してこだわり抜いた「リーバイス®メイド イン ジャパン」。
単なるショー形式ではなく、男女のモデルたちが個々に座ったり、歩いたり、しゃべったり、あるいは読書したり、と日常のよくあるシーンをスタイリングから表現するなど、リーバイスの世界観とスタイルイメージをプロダクトごとに描き出した、視覚効果の高い内容となった。
また、「FIND YOUR STYLE」というテーマのもと、穿く人自身のスタイルを“発見・表現”するためのフィットレンジ&カラーに加え、レングスの設定や裾上げ方法など、さまざまなコーディネートに対応する独自のパーソナライズサービスを展開する。
対象モデルは、「501」「502」「503」「505」「508」「510」「511」「527」「551」、カラーは「DARK VINTAGE」「LIGHT VINTAGE」「RINSE」「WHITE」、レングスは近年のトレンドのくるぶし丈「ANKLE」、脚の長さに合わせるジャスト丈「NO CUSHION」、裾に多少の余裕を設ける最もベーシックな丈「ONE CUSHION」、ワンクッションより、さらにたるみをもたせるルーズ丈「TWO CUSHION」、裾を折り返してはくことを前提に、丈を長めに残す「ROLL UP」。
裾上げではその基本的な縫製方法「SINGLE STITCH」、ビンテージに見られる手法「CHAIN STITCH」、モーニングカットとも呼ばれ、前から後ろ斜め下に裁断する方法「ANGLED BOTTOM」、通称ダブル、裾に重みをもたせることで持ち前の美しいシルエットが一層際立つ「TURN UP HEM」、丈を合わせた後、再び縁のみを縫い戻す技法で、本来あった裾のアタリを活かすことができる「ORIGINAL HEM」。会場内にカウンター型式のショップを設置してデモンストレーションしていた。
現在、上記のパーソナライズサービスは、東京・渋谷店のみで実施(4月28日~6月28日まで)しており、今後は他店での展開も検討する。
なお、今秋冬コレクションは同社のプレスルーム(東京)で、6月11日(月)~6月22日(金)に展示し、プロダクトごとの商品説明を実施する予定。
(有限会社ビジョンクエスト・田中千賀子)