住友ゴム工業、2025年12月期 第2四半期 「スポーツ」事業──減収減益に
update: 2025/09/03
住友ゴム工業、2025年12月期
第2四半期「スポーツ事業」（表1）
住友ゴム工業の2025年12月期 第2四半期（1－6月）の 「スポーツ」事業は、減収減益に至った。前年同比では、売上収益および事業利益が過去最高額を更新したが、当期は韓国市場の商況悪化が足を引っ張った。
韓国市場の商況悪化が影響
「スポーツ」事業の売上収益は、646億8,600万円（9.6％減）と苦戦した。ゴルフ用品が日本、米国で健闘したが、韓国市場は苦戦した。テニス用品は、日本や欧州、北米で健闘した。売上収益は前年同期比を上回った。ウェルネス事業は、株式譲渡もあり、減収となった。
事業利益は40億4,400万円（42.9％減）と減益に至った。地域別の売上収益では、「日本」が154億円（22.2％減）。「北米」が241億円（2.1％増）と堅調。「欧州」も128億円（7.6％増）と堅調だった。「アジア」は95億円（30.1％減）と苦戦した。
通期（2025年12月期）の「スポーツ事業」の業績見通しは、売上収益が1,240億円（0.4％減）、事業利益65億円（13.3％減）。微減収、減益を計画している。
