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ゼビオホールディングス、2026年3月期 第1四半期──減収減益に

update: 2025/09/01

ゼビオホールディングス、2026年3月期 第1四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングス、2026年3月期
第1四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングスの2026年3月期第1四半期(4-6月)連結決算は、減収減益に至った。主力の「一般競技スポーツ・シューズ」は堅調だったが、もう1つの柱「ゴルフ」が伸び悩んだ。

主力の「一般競技スポーツ・シューズ」が堅調、「ゴルフ」は苦戦

連結の売上高は643億800万円(1.3%減)の減収となった。売上総利益率(粗利率)は39.7%(0.2ポイント減)と微減。販管費率が高まった影響もあり、営業利益は28億4,800万円(26.1%減)の減益に至った。経常利益も29億2,500万円(32.4%減)と減益にとなった。

ゼビオホールディングス、2026年3月期 第1四半期 部門別売上高(表2)

ゼビオホールディングス、2026年3月期
第1四半期 部門別売上高(表2)

部門別の売上高は、主力の「一般競技スポーツ・シューズ」が249億7,700万円(2.7%増)と堅調だった。「ゴルフ」は207億2,100万円(3.8%減)と苦戦した。「スポーツアパレル」も72億4,400万円(0.6%減)とほぼ前年同期比並みだった。「アウトドア・その他」が76億3,300万円(4.9%減)と苦戦した。

期末の店舗数は、891店(18増、14減)。主力業態の「スーパースポーツゼビオ」は164店(1増、1減)、「ヴィクトリアゴルフ」は172店(3増)。アウトドアの「エルブレス」は95店(3増)。

通期の業績予想に変更はない。連結売上高2,643億500万円(5.5%増)、営業利益72億2,300万円(3.1%増)、経常利益77億1,800万円(1.3%増)、当期純利益9億7,400万円(0.2%増)で、増収増益を計画している。