ゴールドウイン、2026年3月期 第2四半期──増収、韓国ビジネスが伸び悩み経常段階で減益に
update: 2025/11/07
ゴールドウインの2026年3月期 第2四半期(4-9月)連結決算は、増収を達成した。韓国ビジネスが天候不順などの影響で伸び悩み、経常段階で減益に至った。第2四半期(7-9月)は計画値を上回り、復調が見られた。
「ライフスタイル」が堅調、「ファッション」も好調に推移
連結売上高は555億8,900万円(4.2%増)の増収。「ライフスタイル」や「ファッション」のカテゴリーが健闘した。売上総利益率(粗利率)は51.4%(1.5ポイント増)と改善した。販管費率が低下したこともあり、営業利益は69億5,900万円(33.5%増)と増益を達成した。
経常利益は、韓国の持分法会社・ヤングワンアウトドア社の投資利益が減ったことで、90億9,300万円(8.3%減)と減益に至った。四半期純利益も67億9,800万円(13.6%減)の減益に至った(表1を参照)。
事業区分別の売上高では、高機能性の商品群「パフォーマンス」が166億5,200万円(1.3%減)。「ライフスタイル」は325億8,900万円(2.3%増)と堅調な推移だった。「ファッション」も53億8,300万円(18.8%増)と健闘した(表2を参照)。
財務面は引き続き安定している。商品回転率は前年同期比並み。粗利率の改善により、交差比率が向上した。流動性指標も変わらず、安定した数値である。通期の見通しに変更はない。連結売上高1,405億円(6.2%増)、営業利益259億円(18.2%増)、経常利益339億円(10.0%増)。増収増益を計画している。















