PUMA、2025年12月期 第2四半期──減収、損失を計上
update: 2025/08/12
PUMA、2025年12月期
第2四半期 財務数値一覧（表1）
PUMA（プーマ社）の2025年12月期第2四半期は、米州やアジア地域が苦戦し減収となった。一時的な経費の計上や減損の発生が影響し、損失を計上するに至った。
米州、アパレルが苦戦
連結の売上収益は、40億1,800万ユーロ（約6,790億4,200万円、1ユーロ＝169円で換算）、4.8％減の微減収となった。売上総利益率（粗利率）は46.5％（0.7ポイント減）と低下した。一時的な経費の計上などで販管費率が高まったこともあり、営業損益（EBIT）が4,000万ユーロ（約67億6,000万円、同）の営業損失を計上するに至った。
税引前損益（EBT）は1億2,800万ユーロ（約216億3,200万円、同）の損失計上となった。四半期損益は2億4,600万ユーロ（約415億7,400万円、同）の損失となった（表1を参照）。
PUMA、2025年12月期
第2四半期 地域・部門別売上高（表2）
地域別の売上収益は、「EMEA」（欧州・中東・アフリカ）が16億6,300万ユーロ（約2,810億4,700万円、同）、0.6％減とほぼ前年同期比並み。「Americas」（米州）が15億3,300万ユーロ（約2,590億7,700万円、同）、8.6％減の減収となった。
部門別の売上収益は、主力の「Footwear」（シューズ）が22億4,700万ユーロ（約3,797億4,300万円、同）、1.4％減と伸び悩んだ。「Apparel」（アパレル）は11億9,200万ユーロ（約2,014億4,800万円、同）、9.3％減と大きく落ち込んだ。
