ティムコ、2025年11月期第1四半期──増収、損失を計上
update: 2025/07/02
アウトドア、フィッシングを展開するティムコの2025年11月期第1四半期(12-2月)は増収したが、円安やセール品が増加した影響で損失を計上するに至った。アウトドア関連では、気温低下が後押しして秋冬物が健闘した。
アウトドア事業が健闘
売上高は7億6,800万円(3.9%増)の増収となった。フィッシング事業が大雪などの影響もあり苦戦、アウトドア事業は堅調な推移だった。売上総利益率(粗利率)は43.6%(2.3ポイント減)と低下。販管費率も減少したが、粗利の額を上回り、営業損失3,700万円を計上するに至った。同様に経常損益も3,300万円の損失計上となった。四半期損益も3,900万円の損失となった。
事業セグメント別の売上高では、「フィッシング事業」が1億6,700万円(2.3%減)の減収。セグメント損益は900万円の損失となった。「フォックスファイア」ブランドを手掛ける「アウトドア事業」は5億9,500万円(5.9%増)と健闘した。セグメント利益も1,500万円(66.7%増)と増益を達成した。
通期では、売上高36億2,000万円(12.7%増)、営業利益1億300万円、経常利益1億600万円、当期純利益6,700万円で、増収、黒字回復を計画している。