PUMA、2025年12月期 第3四半期──減収、損失を計上
update: 2025/11/06
PUMA社の2025年12月期 第3四半期(1-9月)の連結決算は、減収となった。主力地域の欧米マーケットが苦戦したほか、商品別では、全カテゴリーで減収。「Apparel」(アパレル)が大きく落ち込んだ。
全カテゴリーで減収に至る
連結の売上収益は59億,7,300万ユーロ(約1兆333億2,900万円、1ユーロ=173円で換算)、8.5%減と減収に至った。売上総利益率(粗利率)は46.1%(1.3ポイント減)と減少したほか、販管費率が44.7%(4.9ポイント増)と増加したこともあり、営業損益(EBIT=税引前利払前利益)は1,000万ユーロ(約17億3,000万円、同)の損失を計上するに至った。
同様に、税引前損益(EBT)も1億4,300万ユーロ(約247億3,900万円、同)の損失となった。四半期損益も3億800万ユーロ(約532億8,400万円、同)の損失計上に至った(表1を参照)。
地域別では「EMEA」(欧州・中東・アフリカ)が売上収益25億7,400万ユーロ(約4,453億200万円、同)、3.9%減と伸び悩んだ。「Americas」(米州)は同22億1,100万ユーロ(約3,825億300万円、同)、13.3%減と2ケタの減収と苦戦した。日本を含む「Asia/Pacific」(アジア・太平洋)は、11億8,800万ユーロ(約2,055億2,400万円、同)、8.5%減と同じく苦戦した。
部門別では、主力の「Footwear」が同32億9,200万ユーロ(約5,695億1,600万円、同)、6.4%減と伸び悩んだ。「Apparel」(アパレル)が同18億2,700万ユーロ(約3,160億7,100万円、同)、12.0%減と大きく落ち込んだ。















