ゼビオホールディングス、2025年3月期 第1四半期──増収増益に
update: 2024/09/02
ゼビオホールディングスの2025年3月期第1四半期(4-6月)連結決算は、増収増益に至った。主力の「一般競技スポーツ・シューズ」が健闘したほか、「スポーツアパレル」も堅調だった。
主力の「一般競技スポーツ・シューズ」が健闘
連結の売上高は651億4,200万円(4.6%増)と堅調に推移した。売上総利益率(粗利率)は39.9%(1.2ポイント増)と改善。販管費率のコントロールがうまく行ったこともあり、営業利益が38億5,400万円(46.9%増)と増益を達成した。経常利益も43億3,000万円(37.5%増)と2ケタの増益に至った。
部門別の売上高は、主力の「一般競技スポーツ・シューズ」が243億2,000万円(8.5%増)と健闘した。「スポーツアパレル」も72億8,400万円(4.5%増)と堅調だった。「ゴルフ」は215億3,700万円(0.1%増)とほぼ前年同期比並みだった。「アウトドア・その他」が80億2,500万円(3.6%減)と苦戦した。
期末の店舗数は、891店(3増、7減)。主力業態の「スーパースポーツゼビオ」は164店(増減なし)、「ヴィクトリアゴルフ」は178店(1増)。アウトドアの「エルブレス」は89店(増減なし)。
通期の業績予想に変更はない。連結売上高2,509億5,800万円(3.5%増)、営業利益60億200万円(42.8%増)、経常利益62億8,400万円(16.3%増)、当期純利益30億200万円(15.8%増)で、増収増益を計画している。