『企業レポート』ゴールドウイン
「HELLY HANSEN」のブランド戦略
“アウトドア”切り口に新イメージ発信、新規顧客を狙う
update: 2011/12/26
今期目標は30%増
今期(2012年3月期)の業績目標は前年比30%増と高い数値を掲げる。3年後にはおよそ倍増を計画している。現在、売り上げの60%を占める「セーリング」だが、今後は「アウトドア」を60%に増やす。
期間限定店舗も出店要請があれば展開する。エンドユーザーへの露出を増やし、ブランドの認知度向上を進める。当初の狙い通り、「アウトドア」ラインは若い客層に人気がある。結果的に同ブランドのファンの年齢分布が幅広くなってきている。「ザ・ノース・フェイス」にしても幅広い客層から支持を得ている点が強みだが、「ヘリーハンセン」でもそういった年齢の広がりが見られるようになってきた。
商品開発では、売上規模の大きい「ザ・ノース・フェイス」のノウハウを活用できることが大きい。機能面や効率面で無駄を省くことができるからだ。本国・ノルウェーの商品企画はプレーンなものが多いが、日本の「アウトドア」ラインの影響で柄物が増えてきたという。
現在、来年の1月31日まで、ノルウェーツアーが当たるキャンペーン「think! campaign」を実施中。断熱素材でフリースの祖先ともいえる「ファイバーパイル」(ポリエステル100%)を使った商品を購入したユーザーが対象。極北地方に生息するシロクマの体毛構造にヒントを得た。
また、広告のイメージやホームページも刷新。アウトドアをイメージさせるビジュアルに改めた。新しいブランドイメージは着実に浸透しつつある。













