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『企業レポート』ゴールドウイン
「HELLY HANSEN」のブランド戦略
“アウトドア”切り口に新イメージ発信、新規顧客を狙う

update: 2011/12/26

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立地、客層で住み分け

「think! campaign」の「ファイバーパイル」

「think! campaign」の「ファイバーパイル」

しかし、マリンブランドにいきなり“アウトドア”が入り込んできて混乱はしないのだろうか。同ブランドでは「セーリング」と普段使いの「スポーツウエア」に「アウトドア」を加えた3つのラインで構成する。「スポーツウエア」を「セーリング」と「アウトドア」の架け橋役に据えている。藤井大丸の限定店舗では「from ocean to mountain」(海から山へ)をキーワードに、「アウトドア」を発信した。アウトドアウエアとして仕上がっているが、北欧のテキスタイル柄やボーダー柄など、マリンと共通した要素も含まれている。

越谷レイクタウンの限定店舗では旅をテーマに、ガスアズインターフェイス社(東京)と協業。「ヘリーハンセン」のレディス向けウエアを中心に同社のアクセサリーを取り揃える。ゴールドウインが「ザ・ノース・フェイス」などで得意にしている手法で、立地や客層に合わせて見せ方や品揃えを変える提案方法である。ちなみにガスアズインターフェイス社は、国内外のクリエーターとの商品開発や事業開発、製造、販売を手掛けている。

藤井大丸の限定店舗ではかなりファッションを意識したという。越谷レイクタウンの店舗もしかりだ。その半面、豊洲(ららぽーと豊洲)や鎌倉の店舗は従来のイメージであるマリンを前面に題しているという。原則、都市部店舗では「アウトドア」を主流に構成し、住み分けを図る方針のようだ。

来年4月には東京・原宿のキャットストリートに直営店舗を出す。ここも「アウトドア」ラインを中心に構成する計画だという。