ゴールドウインの「ゴールドウイン」ブランド、China大陸での出店を加速──6月21日、深圳に7店舗目をオープン
update: 2025/06/26
ゴールドウインは社名ブランド「ゴールドウイン」のChina大陸での出店を加速させる。6月21日には、広東省の深圳市内に7店舗目「Goldwin Shenzhen(ゴールドウイン 深圳)」をオープンした。2021年12月からスタートした同国内への出店が着実に進んでいる。
大都市を中心に顧客を集める
6月21日、広東省の深圳市内にオープンした直営店「Goldwin Shenzhen(ゴールドウイン 深圳)」は、同国内において7店舗目。同市内にある商業施設「MixCity(ミックスシティ)」内に出店した。1階フロアの路面に面した立地だ。店舗面積は約57坪(約188㎡)で、スキーやアウトドア、アスレチック、ライフスタイルウエアなど、「ゴールドウイン」ブランドの全カテゴリーを取り揃える。
同国内での店舗展開は、2021年12月の北京店が嚆矢。2024年4月には、同国内への出店を目的とした合弁会社、高得運(蘇州)商貿有限公司を設立した。同年8月には、2店舗目の直営店「Goldwin Chengdu」をオープン。同9月には、国内外直営店で最大規模の「Goldwin Shanghai」をオープンした。その後は25年1月に「Goldwin Hangzhou」、同4月に「Goldwin Nanjing」を出店。今年6月には、「Goldwin Shenyang」を出店した。
出店に際しては、エリアや施設など様々な立地条件に挑戦している。大都市の店舗は順調に推移しているほか、成都のような観光地でも顧客化が進んでいるようだ。1号店の北京店から、来店客が時間を掛けて買い物できるよう「サロン」スペースを設けているが、こうした接客などソフト面の取り組みにも一定の評価が集まっている。