② 美津濃
手堅い財務と経営姿勢、伸び代は海外市場
update: 2017/01/06
シューズ、アパレルが両輪
商品別では、シューズ、アパレルが主力になっている。2011年3月期と2016年3月期では、商品別のカテゴリー分けが異なっているため単純比較はできないが、用具類も含めバランスのいい売上比率である。
ミズノでは、2018年度までの3年先の業績“数値”目標は公表しているが、明文化した中期計画がない。数値目標から類推すると、特定の強化分野は見当たらず、現状の売上比率をほぼ保った状態で、業容拡大を目指す姿勢が窺える。
3年後の2018年度には、連結売上高2,300億円を計画しているが、手堅い数値目標と言えるだろう。フットウエア(シューズ)は770億円、アパレルは660億円、用具は500億円、サービス・その他が370億円の内訳だ。