東レ スポーツ素材 2015年春夏シーズン
update: 2013/12/14
30周年を機に「フィールドセンサー」をグローバル展開
ニット素材では、「フィールドセンサー」を再強化する。さらに薄く軽量化を図った「秒乾46」という46ゲージの素材を新たに提案。透けにくいという性質も持つ。アスレチック(競技)シーンのトップゾーンやゴルフウエア、アウトドアなどで好感触を得ているという。東麗酒伊織染(南通)有限公司(TSD)、タイ東レで生産し、世界へ販売する計画だ。
また、綿ライクのポリエステル100%の複合糸「フィールフィット」も順調に推移している。合繊の機能性を有しながら風合いが綿に近いため、例えばデサントのゴルフウエアで「タフポロ」として採用されるなどその用途は広がっている。摩耗強度にも優れるため、靴下や一体成型のセーター、インナーやパンツなどの要望もある。
織物では細番手軽量素材の「エアータスティック」。13年秋冬でもアウトドアやスキーウエアで採用されている。細番手の糸を使った高密度織物だが、今回はマットなテイストが特徴のスーパーフルダル「エアータスティック ミラマット」を新たに提案した。また、多孔膜のフィルムをラミネーション加工した「エントラントMP」も一押し素材。透湿性が高く、細番手の糸、ストレッチアイテムに使用が可能だ。












