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スポーツ関連企業が集う展示会「SIMEx2021」、東京と大阪で開催

update: 2021/07/09

知名度が高まってきた「SIMEx」 (大阪会場の様子)

知名度が高まってきた「SIMEx」
(大阪会場の様子)

スポーツ関連の企業数社が共同で運営する展示会「SIMEx2021」(シーメックス)が6月末から7月初旬にかけて、東京(6月30日-7月1日)と大阪(7月6-7日)で開催された。コロナ禍の影響もあり、1社減の13社が出展した。

着実に知名度が向上、協業案件も増加

当初は6月の初旬~中旬に開催予定だったが、自粛期間の延長が響き、今回のスケジュールになった。出展社はコロナ禍の影響で2社減少したが、新規出展も1社あり、13社となった(東京のみ、大阪のみの出展社あり)。

色々と制約のある中で開催された同展示会。東京展の来場社数は200社で、2年前と比べて400社ほど減少した。東京近郊に限定され、遠方からの来場者が減った事が大きかった。商談に使える時間が増えたため、評価は高かったようだ。

2年前に立ち上げた同展示会は今年で3年目を迎えた。着実に知名度が向上しているようで、新規のスポーツ関連企業──メーカー、サービス、プロチーム、スポーツクラブなどが来場した。ネットやSNS、口コミでその存在を知り、興味を持って来場するケースが多いようだ。

8月をめどに、同展に出展した各企業の動画を製作する予定。リアルの展示会のほか、コンセプトショップやSNSを活用した動画など、複数のチャネルを使って情報発信を進める構想だ。

先月2日にオープンした大阪市内のコンセプトショップにおける活動も進んでいる。「シーメックス」の主要5社が中心になり、物販やエンドユーザー向けのイベントを企画している。7月下旬にはスポーツウエアの“マーキング”イベント、8月にはヨガイベントを実施する計画だ。