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ゼビオホールディングス、2022年3月期 第3四半期
主要部門でプラス成長、増収増益に

update: 2022/03/01

ゼビオホールディングス、2022年3月期 第3四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングス、2022年3月期
第3四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングスの2022年3月期第3四半期(4-12月)の連結決算は、主要部門でプラス成長を果たし、増収増益を達成した。コロナ禍前の一昨年の売上額は下回ったが、営業利益は上回った。

ゴルフ、一般競技スポーツがけん引役

連結売上高は1,670億4,500万円(11.6%増)と2ケタの増収。売上総利益率(粗利率)は39.8%(0.3ポイント増)と微増だったが、販管費率が36.5%(1.4ポイント減)と減少した。

営業利益は54億6,900万円(125.3%増)と大きく改善した。経常利益は73億7,100万円(138.2%増)と同じく大幅な伸び率だった。四半期利益も45億9,600万円(417.2%増)と増益を達成した。

ゼビオホールディングス、2022年3月期 第3四半期 部門別売上高(表2)

ゼビオホールディングス、2022年3月期
第3四半期 部門別売上高(表2)

部門別の売上高では、主力の1つ「ゴルフ」が577億7,500万円(23.8%増)とけん引役になった。新モデルの販売強化やフィッティング販売が後押しした。「一般競技スポーツ・シューズ」も506億5,800万円(11.5%増)と好調に推移した。ランニングシューズを中心に健闘した。

期末の店舗数は896店(61増、29減)。アウトドア業態の「ラブレス」が83店(10増、3減)と増加した。「ヴィクトリアゴルフ」も161店(9増、5減)とやや増加した。通期の業績見通しに変更はない。連結売上高2,253億3,500万円(11.3%増)、営業利益52億5,200万円(89.8%増)、経常利益57億5,000万円(32.4%増)の計画だ。