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ゼビオホールディングス、2026年3月期 第2四半期──微減収、減益に

update: 2025/12/05

ゼビオホールディングスの2026年3月期 第2四半期は微減収、減益に (画像は説明資料から抜粋)

ゼビオホールディングスの2026年3月期
第2四半期は微減収、減益に
(画像は説明資料から抜粋)

ゼビオホールディングスの2026年3月期 第2四半期(4-9月)連結決算は、微減収減益となった。主力の「一般競技スポーツ・シューズ」は健闘したが、「ゴルフ」「アウトドア・その他」などが伸び悩んだ。残暑の影響もあり、売り上げが伸び悩んだ。

「一般競技スポーツ・シューズ」が健闘

ゼビオホールディングス、2026年3月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングス、2026年3月期
第2四半期 財務数値一覧(表1)

連結売上高は1,243億500万円(0.7%減)の微減収だった。売上総利益率(粗利率)は38.4%(0.4ポイント減)と減少したほか、販管費率が高まったこともあり、営業利益が19億7,500万円(51.9%減)の減益に至った。同じく、経常利益も28億5,500万円(32.8%減)と2ケタの減益。四半期利益は特別損失の計上が影響し、1億6,600万円(91.8%減)と大きく落ち込んだ。

ゼビオホールディングス、2026年3月期 第2四半期 部門別売上高(表2)

ゼビオホールディングス、2026年3月期
第2四半期 部門別売上高(表2)


部門別の売上高では、主力の1つである「ゴルフ」が395億9,800万円(4.0%減)と苦戦した。主力の「一般競技スポーツ・シューズ」は479億600万円(3.8%増)と堅調な推移だった。「スポーツアパレル」は130億6,900万円(2.5%減)と伸び悩んだ。「アウトドア・その他」は162億1,400万円(3.4%減)と苦戦した。期末の店舗数は、893店(出26、退20)。「スーパースポーツゼビオ」が164店(出2、退2)、「ヴィクトリアゴルフ」が172店(出3)。

第2四半期の苦戦を受けて、通期の業績見通しを下方修正している。連結売上高2,535億3,400万円(1.2%増)、営業利益40億1,700万円(42.7%減)、経常利益50億8,200万円(33.3%増)の微増収、減益を計画している。