デサント、2026年3月期 第2四半期──減収するも、Chinaビジネスが貢献し増益に
update: 2025/11/17
デサント(非上場)の2026年3月期第2四半期(4-9月)は、2ケタの減収となったが、Chinaビジネスが貢献し、増益を達成した。日本および韓国ビジネスが伸び悩んだ。ブランド別では、「デサント」が健闘した。
「デサント」ブランドが貢献
売上高は558億円(11.1%減)と2ケタの減収。「日本」における価格・チャネル戦略の転換で減収、為替の影響による韓国の売り上げの減少が影響した。Chinaビジネスは引き続き「デサント」ブランドが好調で、収益に貢献した。
経常利益は112億円(23.1%増)と2ケタの伸びだった。Chinaビジネスにおける「デサント」ビジネスの好調を受け、持分法投資利益が増加した後押しなどがあり、4期連続で最高益を更新した。同様に、四半期利益も92億円(48.4%増)と過去最高益を達成した。
地域別の現地売上高では、「日本」が184億円(7.5%減)の減収となった。価格・チャネル戦略の転換を進めた影響があった。「韓国」は同325億円(11.0%減)と苦戦。「デサント」ブランドがけん引したが、為替の影響が足を引っ張った。「China」は同924億円(33.9%増)と好調な推移だった。














