Under Armour,Inc. 2026年3月期 第2四半期──減収、黒字転換に
update: 2025/11/12
Under Armour,Inc.(アンダーアーマー社)の2026年3月期第2四半期(4-9月)の連結決算は減収するも、前年同期の損失計上から黒字転換を果たした。主力の「North America」(北米)、「Apparel」(アパレル)が苦戦した。「Footwear」(フットウエア)は2ケタの減収となった。
北米が苦戦、主力のアパレルも伸び悩む
連結の売上収益は24億6,700万米ドル(約3,626億4,900万円、1米ドル=147円で換算)、4.5%減の減収に至った。売上総利益率(粗利率)は47.7%(1.0ポイント減)と減少したが、販管費率も減少したため、損失幅が減少。営業利益2,000万米ドル(約29億4,000万円、同)の黒字転換を果たした。
税引前利益も200万米ドル(約2億9,400万円、同)と黒字転換した。税金負担のため、四半期損益は2,100万米ドル(約30億8,700万円、同)の損失を計上するに至った(表1を参照)。
部門別売上収益は、主力の「Apparel」(アパレル)が16億8,300万米ドル(約2,474億100万円、同)、1.3%減の減収となった。「Footwear」(フットウエア)は5億2,900万米ドル(約777億6,300万円、同)、15.0%減と2ケタの減収だった。
地域別の売上収益は、主力の「North America」(北米)が14億6,100万米ドル(約2,147億6,700万円、同)、7.0%減と苦戦した。「EMEA」(欧州・中東・アフリカ)は5億6,600万米ドル(約832億200万円、同)、11.0%増と健闘した。日本を含む「Asia-Pacific」(アジア・太平洋)は3億4,200万米ドル(約502億7,400万円、同)、12.1%減と苦戦した。














