ティムコ、2025年11月期 第2四半期──減収、損失を計上
update: 2025/07/22
アウトドア、フィッシングを展開するティムコの2025年11月期第2四半期(12-5月)は減収、損失を計上するに至った。アウトドア事業は、冬物防寒衣料が堅調だったが、売れ筋商材が足りず、売り上げが伸び悩んだ。原価率の上昇や円安により、売上総利益率(粗利率)が低下した。
利益率が悪化、売り上げも伸び悩む
売上高は16億2,500万円(4.5%減)の減収となった。フィッシング事業、アウトドア事業共に苦戦した。粗利率は45.1%(1.2ポイント減)と低下。販管費率が増加したこともあり、営業損益は3,200万円の損失を計上するに至った。
同様に経常損益も2,800万円の損失を計上した。四半期損益も4,500万円の損失を計上となった。前年同期に引き続き、原材料の高騰や円安なども収益の足を引っ張ったようだ。
事業セグメント別の売上高では、「フィッシング事業」が4億6,100万円(2.3%減)の減収となった。セグメント利益も2,200万円(50.0%減)と半減した。「フォックスファイア」ブランドを手掛ける「アウトドア事業」は12億円(5.8%減)と苦戦した。セグメント利益も3,400万円(48.5%減)と減益に至った。