TOP > 財務分析レポート > スポーツ上場5社、2016年12月期 第3四半...

スポーツ上場5社、2016年12月期 第3四半期まとめ(下)

update: 2016/11/17

< 前のページへ1ページ2ページ

ダンロップスポーツ、収益が回復

スポーツ上場5社、2016年12月期 第3四半期 財務諸表(表2)

スポーツ上場5社、2016年12月期
第3四半期 財務諸表(表2)

ダンロップスポーツの収益は増収増益と回復した。粗利率も2.6ポイント増と改善し、前期に損失だった営業段階および当期段階で黒字を確保した。けん引役はゴルフ事業で、為替影響を除くとゴルフクラブが健闘した。ウエルネス事業は62億円で、4.0%増と堅調な推移だった。

アシックスの第2四半期は減収減益の結果だった。円高による為替のマイナス要因もあり、米州および欧州の実績が目減りした。半面、アジア事業は増収増益を達成している。現地通貨ベースでは、欧州が増収増益だった。アジアの成長は収益における今後のプラス要因だが、米州の停滞がいつ回復するのかが、今後の焦点になる。(終り)