デサント、アスレチック展 2015年春夏シーズン
update: 2014/08/29
「アリーナ」―― スイマーを主体に拡大
「アリーナ」は15年春夏で初めて、本国の「アリーナ」が開発したレーシング水着「POWERSKIN CARBON‐FLEX」(パワースキン カーボン・フレックス)を投入する。上代価格はレディスが6万4,000円、メンズが4万4,000円(いずれも本体価格)。また、グローバルで共同開発したゴーグル「コブラ ウルトラ」も共通で展開する。フィット感を向上させ、水の抵抗を軽減した。FINA(国際水泳連盟)の承認を得ている日本製のゴーグルだ。
フィットネス水着ではウエストラインがきれいに見える「ララセパ」を投入。水陸両用の「アンダーザサン」ラインも展開する。チームウエアは、オフトレーニング、水際でのトレーニング、水中でのトレーニング=「タフスーツ」など、シーン別にウエアリングを提案した。
フィットネスウエアはフィギュアスケートの浅田真央選手が監修した「MaoMao by arena」(マオマオ・バイ・アリーナ)に集約する。パンツのシルエットのバリエーションを拡大し、廉価なラインも増やした。浅田選手のビジュアルを活用し、本格的に拡販を進める。
「スキンズ」―― アジアオリジナルウエアを投入
「スキンズ」では、全体の3分の2がリニューアルした。ハイエンドモデルの「A400」ではメンズ14型、レディス10型に集約した。上代価格はボトムが1,000円、トップスが2,000円それぞれ上昇している。
アジアオリジナルウエア「マルチスポーツコンプレッションウエア」も展開する。「段階着圧」「紫外線カット」「速乾」の3つを基本機能にする。学生や若年層など、次世代のファンを取り込む狙いがある。また、ウイメンズのグローバルラインを限定展開するほか、ノンコンプレッション(一般ウエア)「シンクロコレクション」にも力を入れる。