東レ 2015年秋冬 スポーツ素材展
軽量ニット「KARUISHI®」を提案
ウエラブル素材「hitoe™」も登場
update: 2014/06/02
東レの2015年秋冬シーズンのスポーツ素材展。秋冬シーズンで求められる軽さや防寒、動きやすさなどの機能性に焦点を当てた新素材を開発し、計14ブランド、約200点の素材を提案した。スポーツ素材でテーマに掲げるのは「省エネルギー」「バイオマス由来」「リサイクル」の3つだ。
主力素材の1つに位置付ける新素材が「hitoe™」(ヒトエ)。ナノファイバーの生地に高導電性樹脂をコーティングし、生体記号を高い感度で検出できるようにしたウエアラブル電極素材。例えば、ゴルフウエアに使用した場合、プレー中の脈拍数や心拍数をリアルタイムで計測することができる。
ニットでは、「KARUISHI®」(カルイシ)が新素材。裏起毛を施した秋冬のミドラーやアウター向けの素材で、スエットテイストのトレンドにうまく合致する。軽量、嵩高による保温性の向上、耐摩耗性の改善などが特長。以前は「アールモール」と呼んでいた素材で、今回リニューアルを図った。