D2Cブランド初、世界4都市でコレクションの発表を行うアパレルブランド「THE TOÉ」がスタート。
新たなるアパレルブランド「THE TOÉ」、世界4都市でのコレクション発表がついに実現。
株式会社mavieは、新ブランド「THE TOÉ(ザ・トゥー)」のスタートをお知らせいたします。
この新しいD2Cブランドは、世界ランク1位のファッション大学FIT出身のデザイナーKeiを擁し、海外経験の豊富なAyaが完全バックアップ。
全員がZ世代でありながら国際色豊かなスタッフが集結。
また、チーム全体で約60万人以上のフォロワーを有し、SNSでの発信力は絶大。
「THE TOÉ」は、洗練されたデザインと斬新なアイデアが結集したブランドで、台湾、パリ、東京、ニューヨークの4都市で一堂にコレクションを発表。
FITの世界クラスのデザイナーとZ世代の才能あるスタッフが手がけるコレクションは、最新のファッショントレンドを取り入れつつ、独自のスタイルとクオリティを追求。
そして「THE TOÉ」のコレクションは、独創的な雰囲気とファッションの融合、持続可能な価値観を体現する。
関係者プレスの皆様には、以下のスケジュールで展示会にご参加いただけることを心よりお待ちしております。
東京会場は8月プレオーダーの中からオーダー頂いたお客様の中から抽選で完全招待制。
【物語からはじまる「ものづくり」】
【「THE TOÉ world debut collection 2023 」】
【INTERVIEW】
記者:このブランドを通してどんな社会を目指していきたいですか?
Aya
私が不器用ながらに、これまでそして将来においても、徹底して追求したいのは、「洋服は人を幸せにするモノ」という根本的な信念に基づいた社会の実現です。人類の進化において、「衣・食・住」は不可欠な基本要件として存在してきました。同様に、個々の好みに合わせた服を身に着けることは、多くの人々にエネルギーを与える要因となり、本来的には服は人々の幸福感を向上させる役割を担うべきです。
しかしながら、実際の現実においては、服によって困難を経験している人々が世界中に多数存在しています。これは、長い間私たちが見逃してきた驚くべき現実で、ショッキングな事実なのです。現在のアパレル産業は、環境、労働、人権などの深刻な課題に対処する必要があります。
記者:どんな課題があるか具体的に教えていただけますか?
Kei
例えば、環境に関する問題について述べますと、これは私がニューヨークの大学で専門的に学んだ分野です。皆さんご存知でしょうか、ファッション業界は世界で第2位の汚染産業とみなされるほど、地球環境に与える負荷が大きい業界です。例えば、わずか1枚のTシャツを製造するには、およそ2720リットルの水が必要です。人間が通常必要とする平均飲料水の量は1日に約1.5リットルですが、Tシャツ1枚を作るためには、約5年分の水が消費されていることになります。同様に、1本のジーンズの綿を生産するには、なんと1万リットル以上の水が必要なのです。前述の考え方を適用してみると、通常人間が必要とする飲料水の約20年分に相当する水が、わずか1本のジーンズを製造するのに使われていることになります。
こうした事実から明らかなように、ファッション産業は実は水の消費量が非常に多く、世界全体の排水量の20%に相当する割合を占めています。また、年々膨大な数の売れ残りの服を廃棄することも問題になっています。
Aya
私も環境への配慮が重要だと考えています。服をただ消費するのではなく、長く愛用できる素材や縫製、デザインを選ぶことが大切です。私はロンドンでの留学経験を通じて、ヨーロッパのさまざまなアトリエを訪れました。そこでは、多くの企業が環境に関する課題に向き合い、それについて議論している姿勢が見受けられました。特にパリで訪れた世界有数の生地展示会『プルミエールビジョン』では、半数以上のブースが地球や環境、動物に優しい素材や糸を使った製品を展示しており、ヨーロッパでの環境への取り組みが浸透していることがわかりました。私は、このような考え方が日本でも広がり、持続可能なファッションが一般的なものとなることを期待し、そして行動に移していきたいと考えています。
記者:サステナブルファッションの習慣が海外では既に根付いているのですね。日本にも少しずつ浸透したら良い社会になりそうです。他にkeiさんが問題に感じていることはありますか?
Kei
確かに、労働に関する問題や人権に関わる問題は他にも存在します。綿花は主要な原料となるものの、その生産においては虫害の問題が顕著です。多くの場合、虫害を防ぐために殺虫剤が大量に使用されることがあります。特にインドなどの主要な綿花生産地域では、この殺虫剤の使用が広く行われています。統計によれば、この殺虫剤の使用が直接的な原因とされる死者は毎年数万人に上り、入院が必要な人々は100万人にも達するとされています。
さらに、縫製工場での衣類製造も過酷な環境で行われています。これらの工場では労働条件の悪化や人権侵害が問題となっています。
Aya
これはKeiちゃんともよく話す内容ですが、2013年春。バングラデシュで目を覆いたくなるような悲惨な事故が起こりました。ブランドを立ち上げる前も、よくこの話題について話し合っていて、今でもよく話す話題のうちの一つです。
Kei
確かに、我々は避けて通ることのできない真実に直面しなければなりません。私たち作り手や売り手、そしてインフルエンサーとして、この出来事についての情報を発信し続ける責任を感じています。この事件は「ラナプラザの崩壊」として知られており、不適切な建築が積み重なった8階建ての縫製工場が崩壊し、2500人以上が負傷し、100人以上の労働者が亡くなるという悲劇が起きました。犠牲者には学校に通うことのできなかった10代の子供たちも含まれており、彼らは生活を維持するために無理強いされて働かされていました。同様に、犠牲者には学校に行く機会も奪われ、生計を立てるために苦労していた10代の子供たちが多く含まれていました。
記者: そんな事件があったのですね。便利さや手軽さが他の人々を搾取することによって成り立ってはいけないですね。Ayaさんはこの事件についてどう考えますか?
Aya
残酷な事実ですよね。私は大学時代、国際協力を専攻して、貧困、インフラ、環境、資源、政策など、様々な課題について勉強をし、現地にも足を運んできました。そして、バングラデシュに行った際は、先進国から求められる安価な衣料を大量に縫うため、安い労働力として子どもたちが働かされている現実を目の当たりにしてきました。この事故で、子どもたちを死に追いやった責任は、工場の経営者だけが負うものではないと私たちは感じています。
記者: 普段目にしている服がどこで、どのように作られているのか。そんな当たり前のことに目を向けてみるだけで、今まで見えてこなかった様々な問題が見えてきますね。THE TOÉを通してどんな社会にしたいですか?
Kei
私たちが目指す社会は、日本が長い歴史の中で大切にしてきたものづくりの文化を絶やさず、復興させたい。 服をつくる仕事を、更に自分や世界に誇れる仕事に変えていきたい。つくり手が最高のものづくりを続けられるよう、仕事に見合った適正な価格で取引できる環境をつくっていきたい。 そんな社会を会社として目指しています。
Aya
そうですね。そんな社会を目指し行動しつつ、そして服を身につける人が、本当に心地良く、1日を最高な気持ちで過ごせる服を、1着でも多く届けたい。 つくる人、売る人、着る人。それぞれが1着の服をめぐる物語を愛せるようなものづくりを、未来に残したい。そんな世界を少しでも引き寄せることができれば、日本中の工場が抱える労働力不足や事業継承の問題も、解決に向かうはずだと私たちは考えています。
記者: 素晴らしい目標ですね。Ayaさん、Keiさん、この重要なテーマについてのお話をありがとうございました。皆さんの活動が、より良い未来を築く一助になることを願っています。
Aya: ありがとうございます。私たち自身もまだまだ学び続けながら進んでいきますが、皆さんにもぜひ共感していただけると嬉しいです。
Kei: そうですね。一人ひとりの意識と行動が、大きな変化を生み出すことを信じています。ありがとうございました。
【CEO(Chief Executive Officer)Aya Shirakura 】
INSTAGRAM
https://instagram.com/shirakur_a?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
青山学院大学-国際協力専攻。卒業後はロンドンの大学へファッション留学へ。白倉氏は幼い頃から海外に興味を持ち、15歳の時に初渡米。3年連続で県英語スピーチコンテストにて入賞。16歳の時に優秀賞、17歳の時には世界が抱える社会課題についてのテーマで最優秀賞を授賞し、政府及び政府関係機関、内閣府が実施する海外派遣事業の選抜メンバーに抜擢。10ヵ国以上を訪問し、世界が抱える社会課題について取り組む。同年次に、県英語弁論大会、県弓道選抜大会において双方とも優勝し、全国大会、インターハイ出場経験を持つ。
20歳の時に3カ国目となる海外留学をし、大学2年生次から海外インターンを10社以上経験。21歳の時には大手芸能プロダクション事務所主催のオーディションでグランプリとモデルプレス賞のW受賞し、東京ガールズコレクションTGC.GirlsAwardのモデルとしても活躍。「可愛すぎるスタバ店員」として、たちまち話題になり、SNSで絶大な支持を得る。芸能界引退後は、青山学院大学在学中に、国際協力を専攻し、バングラデシュやカンボジアで発展途上国でのボランティアや社会貢献活動を行い、JICAやNPOでの活動、就職活動に意欲的だったが、大手企業から内定を蹴り、22歳で株式会社を設立。ファッションブランド立ち上げ後、25歳の時にロンドンへファッション留学をし、その後海外進出を目指す『THE TOÉ』を設立。
【CCO(Creative chief officer)/KEI プロフィール】
INSTAGRAM
https://instagram.com/rabi_gram?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)卒業。
新たなるファッションの未来を切り拓くmavie inc.のCCOに就任。17歳で初渡米し、世界ファッションの中心地で最先端のトレンドと多様な文化を吸収した独自の経歴を持つKei が、ニューヨーク州立ファッション工科大学を経てMavie Incのトップデザインリーダーとして加わります。
Keiは、世界的なファッションデザイナー、カルバン・クライン、マイケル・コースなどを輩出する超名門校であるニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)で、ファッションデザインの大学において世界ランク1位とされる超難関大学を卒業。その猛勉強と情熱による成果が、彼女のファッションキャリアを築く基盤となる。彼女は大学在学中から、様々なアパレルブランドの創業メンバーとしての経験を積み、自身が行ってきたアパレルブランドのディレクションも手掛ける。彼女の国際的な視野と深いクリエイティビティは、mavie inc.の未来を担うCCOとしての適任。世界中のファッション業界に新たな風をもたらすことでしょう。Keiの加入により、mavie inc.はさらなる成長と革新に向けて進化することを目指します。
【株式会社mavie】
About mavie inc.
服の物語を愛せる世界に。国際協力を通じて社会課題を解決し、ファッションから社会を変える。
Mavie Incは、新たな未来を築くための夢や情熱を持つ若者たちに、熱量と希望を提供し、彼らが諦めずに自身の可能性を追求できる社会を目指しています。私たちはファッションの力を通じて、国際協力を実現し、世界をより持続可能で包括的な場所にする使命に取り組んでいます。個々の力が集まることで、大きな変革を実現できると信じています。未来に向けて共に歩むパートナーとして、社会の変革をリードしていきます。
Abut our VISION
私たちのビジョンは、世代を超えて夢を追いかける若者たちが、逆境に打ち勝ち、希望を失わずに成長できる社会を築くことです。ファッションという強力なプラットフォームを通じて、国際的な協力と連携を行い、地域社会から世界に向けて積極的な変革を促進します。
Our MISSION
Mavie Incは、ファッションの力を活用して国際協力の枠組みを広げ、社会の課題に対する解決策を提供します。私たちは、持続可能な開発目標を達成し、平等で包括的な社会を推進するために、様々なプロジェクトと連携し、ポジティブな変化を起こすことにコミットしています。
About "THE TOÉ"
「THE TOÉ」
THE TOÉ、TWOとTOEの2つの意味を持つ。
TWOはFOUNDERの2人、そしてBRAND+CUSTOMER関係も指す。 TOEは英語でつま先という意味だ。つま先を向く方は常に人が進む方を指すことから、 常にCUSTOMERを導くブランドで居たい、という想いを込めている。
THE TOÉはファッションを楽しみ、好きなるきっかけや経験や創造をし、 CUSTOMERが見た目だけでなく心も彩る価値を提供する。
思い出と共に人生の一部となり、THE TOÉ を身に纏ったお客様の日常を特別に彩ること体現できるようなブランドを目指す。
INSTAGRAMhttps://instagram.com/the_toe_official?igshid=MzRlODBiNWFlZA==
【CEO/Founder: Aya より】
私たち生産側の役割は、製品を丹精込めて作り、それを漏らさず丁寧に発信していくこと。この段階での責務が私たちの仕事だと思います。また、お客様もその情報を純度高く受け取り、魅力的な洋服選び購入の判断を下すことができる。服を買うことを、単にモノを所有するのではなく、「体験」「物語」「感情」などを買うことだと考えて、コト消費を楽しもうとする人を増やしたい。購入までの意思決定の材料を幅広く提案し、最大限の魅力で発信する、ということも、大切に長く使用していただく事に繋がると信じて。届く前も、届いたその先もお洋服を最大限楽しんでいただけるような体験価値を提供できる仕組みづくりを会社として行っています。そしてやっと、最小限の廃棄物で効率的に流通させることができる。これこそが、環境と持続性の観点からも、最もロスの少ないアパレル業界や産業の在り方だと考えます。
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