COLUMBIA SPORTSWEAR COMPANY、2021年12月期 第2四半期
増収を達成、黒字回復に

update: 2021/09/02

COLUMBIA SPORTSWEAR COMPANY（コロンビアスポーツウェア社）の2021年12月期第2四半期（1－6月）の連結決算は、コロナ禍から復調し2ケタの増収を達成した。前期の損失計上から、黒字回復を果たした。

主力ブランドの「コロンビア」がけん引

連結の売上収益は11億9,100万米ドル（約1,322億100万円、1米ドル＝111円で換算）、34.7％増と2ケタの増収となった。売上総利益率（粗利率）は51.5％（4.3ポイント増）と回復。販管費率も低下し、営業利益1億500万米ドル（約116億5,500万円、同）を確保した。

税引前利益も同額の1億500万米ドル（約116億5,500万円、同）。四半期利益は9,600万米ドル（約106億5,600万円、同）だった。

地域別では、主力の「U.S.」（米国）が売上高7億8,700万米ドル（約873億5,700万円、同）、40.8％増と復調した。日本を含む「LAAP」（ラテンアメリカ、アジア・太平洋）は同1億8,900万米ドル（約209億7,900万円、同）、11.8％増。「EMEA」（欧州・中東・アフリカ）は同1億5,900万米ドル（約176億4,900万円、同）、39.5％増と好調な推移だった。

ブランド別の売上高は、主力の「Columbia」（コロンビア）が10億1,100万米ドル（約1,122億2,100万円、同）、37.2％増とけん引役になった。そのほかのブランドも2ケタの増収だった（表2を参照）。

通期の業績見通しは31億3,000－6,000万米ドル（約3,490億円、同）、25.0－26.5％増。営業利益は3億6,500－8,600万米ドル（約416億円、同）、当期純利益は2億8,700－3億400万米ドル（約328億円、同）。