DECKERS OUTDOOR CORPORATION、2022年3月期 第1四半期
売り上げが大幅増、黒字を回復
update: 2021/08/05
DECKERDS OUTDOOR CORPORATION、
2022年3月期 第1四半期 財務数値一覧（表1）
「アグ」や「ホカオネオネ」などアウトドア系ブランドを手掛けるDECKERS OUTDOOR CORPORATION（デッカーズアウトドア社）の2022年3月期第1四半期（4－6月）連結決算は、売り上げが大幅に増え、黒字を回復した。コロナ禍の影響から脱した業績となった。
主力ブランドが健闘
売上収益は5億400万米ドル（約559億4,400万円、1米ドル＝111円で換算）、78.1％増で、コロナ禍の影響から回復した。売上増に伴い粗利も増加、同率も51.6％（1.4ポイント増）と改善した。
DECKERDS OUTDOOR CORPORATION、
2022年3月期 第1四半期 主要ブランド別売上高（表2）
損益面では、前期の損失計上から一転し、営業利益6,100万米ドル（約67億7,100万円、同）を計上するに至った。同じく経常利益6,100万米ドルを確保した。四半期利益は4,800万米ドル（約53億2,800万円、同）だった（表1を参照）。
主要ブランドの売上高は、「UGG」が2億1,300万米ドル（約236億4,300万円、同）、70.8％増と復調。「HOKA ONE ONE」も2億1,300万米ドル、95.5％増とほぼ倍増した。「Teva」は5,800万米ドル（約64億3,800万円、同）、65.9％増だった（表2を参照）。
Wholesale（卸）は140.2％増。DTC（Direct-to-Consumer）ビジネスは1億6,000万米ドル（約177億6,000万円、同）、14.7％増だった。通期は売上収益30億1,000－6,000万米ドル（約3,368億円、同）を計画している。
