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ヒマラヤ、2021年8月期 第1四半期
粗利率が改善、増収増益に

update: 2021/01/07

ヒマラヤ、2021年8月期 第1四半期 財務数値一覧(表1)

ヒマラヤ、2021年8月期
第1四半期 財務数値一覧(表1)

ヒマラヤの2021年8月期の第1四半期(9-11月)連結決算は、在庫の消化が順調に進んだことから売上総利益率(粗利率)が改善したほか、販管費率も低減できたことから、増収増益を達成した。

アウトドア用品が2ケタの増収

連結の売上高は147億7,400万円(5.7%増)と堅調な推移だった。11月中旬以降に気温の上昇の影響を受けたが、粗利率は35.5%(1.0ポイント増)と改善。販管費率は32.0%(4.1ポイント減)と低減できたこともあり、営業利益が5億1,800万円(前期は2億3,600万円の営業損失)と黒字回復した。

ヒマラヤ、2021年8月期 第1四半期 商品別売上推移(表2)

ヒマラヤ、2021年8月期
第1四半期 商品別売上推移(表2)

同じく、経常利益も5億6,100万円(前期は1億9,600万円の経常損失)と黒字を確保。四半期利益も3億100万円(前期は1億6,200万円の四半期損失)と黒字回復した(表1を参照)。

商品別の売上推移では、「一般スポーツ用品」が1.2%増と堅調だった。「ゴルフ用品」は4.1%増と健闘した。「アウトドア用品」が21.9%増で、2ケタの増収を達成した(表2を参照)。

期末の店舗数は104店(2減)。店舗面積は21万8,676㎡(1,935㎡減)。通期の業績予測に変更はない。連結売上高588億円(1.9%増)、営業利益5億5,000万円、経常利益6億3,000万円を計画している。