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住友ゴム工業、「スポーツ」事業 2025年3月期 第3四半期──減収減益に

update: 2025/11/19

住友ゴム工業、『スポーツ事業』2025年12月期 第3四半期 数値一覧(表1)

住友ゴム工業、『スポーツ事業』2025年12月期
第3四半期 数値一覧(表1)

住友ゴム工業の「スポーツ」事業の2025年3月期 第3四半期は、減収減益となった。「ゴルフ用品」「テニス用品」は日本および北米で前年同期比(7-9月)を上回ったが、韓国市場の不調で、全体では減収に至った。

新製品「ゼクシオ」に期待

同社の「スポーツ事業」の売上収益は、931億6,500万円(4.6%減)の減収となった。事業利益は、46億5,300万円(41.3%減)の減益に至った。韓国における減益などがマイナス要因になった。

「ゴルフ用品」の売上高は前年同期比を上回った。「スリクソン」ブランドのゴルフクラブ、ボールの販売が好調だった。「テニス用品」は、日本、北米、欧州で増収となった。「ウェルネス事業」のゴルフスクール・テニススクールを除く事業を譲渡した影響で、スポーツ事業全体の売上収益が減少した。

通期の業績は、売上収益が1,250億円(1.0%減)、事業利益が65億円(17.0%減)で微減収、減益の見通しだ。新製品の「ゼクシオ14」の受注状況が順調で、今後の推移に期待を寄せている。