ミズノの新ブランド「ミズノ スポーツスタイル」がデビュー
アジアを皮切りにグローバル展開
update: 2016/01/18
ミズノが2月10日から、スポーツカジュアル市場へ向けた新ブランド「ミズノ スポーツスタイル」を展開する。タウンユースやファッションシーンでも広く履かれるようになったスニーカー市場を意識した商品群で、1980年代のデザインを復刻し、「ミズノ」ブランドの世界観やアーカイブを活用する。
ファッションアイテムとして定着した“スニーカー”
現在、スポーツマーケットでは、スニーカーがファッションアイテムの定番としてエンドユーザーに広く支持されている。外資系ブランドや国内スポーツメーカーにおいても、スポーツカジュアル市場を意識したスニーカーやタウンユースに向いたシューズが数多く企画・販売されるようになった。
背景には、米国市場から波及してきた“アスレジャー”という価値観の影響が大きい。アスレチック(競技)とレジャー(娯楽)を融合させた造語で、日常生活の中にスポーツを採り入れ、健康でお洒落な日々を過ごすという意味合いが込められている。ファッションシーンでは、長らくスポーツテイストがデザインソースの1つとして取り上げられていることもあり、軽運動という切り口において、ローテクのスニーカーがうまく当てはまったようだ。
「ミズノ スポーツスタイル」は、こうしたスニーカーを中心としたスポーツカジュアル市場に向けて発信する。1980年代に人気を博したモデルをモチーフにして、初シーズンの2016年春夏は12種類のシューズを発売する。合繊を使ったトレーニングテイストのシューズのほか、アッパー部分に牛革を使ったオールレザーモデルも企画した。上代価格はモデルによりやや異なるが、8,900-25,000円(いずれも本体価格)。