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ゴールドウイン、京都・中京区に「ゴールドウイン」ブランドの国内3店舗目「Goldwin Kyoto」をオープン

update: 2025/05/23

「ゴールドウイン」ブランドの国内3店舗目「Goldwin Kyoto」

「ゴールドウイン」ブランドの国内3店舗目「Goldwin Kyoto」

ゴールドウインが5月23日、京都・中京区に「ゴールドウイン」ブランドの国内3店舗目「Goldwin Kyoto」をオープンする。「ザ・ノース・フェイス」に続く第2の柱として強化しているブランドで、内装には日本伝統の素材や技術を採用した。今後、出店する際のひな形店舗に位置付ける。

内装に日本伝統の素材や技術を採用

「Goldwin Kyoto」。入り口中央に配置された本御影の器

「Goldwin Kyoto」。入り口中央に配置された本御影の器

路面店「Goldwin Kyoto」(ゴールドウイン京都)は社名ブランド「ゴールドウイン」の商材を扱う。立地は京都市内の繁華街・四条河原町から2ブロックほど北へ離れた場所だが、近隣には「ザ・ノース・フェイス」の既存店が出店するなど、個性派の店舗が点在する。インバウンド客の回遊もあり、伸び代が大きい区画だ。

店舗は2層構造。店舗面積は約54坪。1階の入り口正面には、本御影石を用いた“器”を配置し、草木を植えている。店の奥には中庭を配しており、外から中へ風が流れる演出を工夫した。商品を掛ける什器は、ブランドのルーツでもあるスキーの“リフト”の形状を採り入れるなど、店舗向けにデザインした。また、店内に漂わせる香りも特別に製作したという。

「Goldwin Kyoto」。1階中央付近の中庭

「Goldwin Kyoto」。1階中央付近の中庭


2階は「サロンスペース」になっている。時間をかけて接客を望む来店客向けのスペースを設けた。1階、2階共に陳列している製品の数は少ない。ブランドの世界観を構築し、来店客に発信する狙いも大きなウエートを占めている。

予想される来店客層は地元や関西一円のほか、インバウンド客も視野に入れている。同区画内には観光客が多く集まる新京極や錦市場があり、認知が高まれば効率的な集客が期待できる環境だ。